2012/01/11 00:00
新しくて古いヴァン・ヘイレンの顔見せは、伝説的バンドの新曲「タトゥ」のビデオでも続いている。ミッド・テンポのブルージーなロック・ナンバーで、デイヴィッド・リー・ロスの遊び心いっぱいのふざけた歌唱とエディ・ヴァン・ヘイレンの精密なリフがふたたび顔を合わせている。ハリウッドのナイトクラブ、ロキシーでのリハーサルをモノクロで撮影したビデオは、バンドの2/7に発売されるアルバム『ア・ディファレント・カインド・オブ・トゥルース』からの新しい音楽の初披露となる。
余分を削ぎ落としたビデオでは、ロスとヴァン・ヘイレンにドラマーのアレックス・ヴァン・ヘイレンとベーシストとしてオリジナル・メンバーのマイケル・アンソニーに代わってエディの息子、ウルフギャングが加わっている。この曲では、1/5のニューヨークでのバンドの「シークレット」クラブ・ショーのときと同様にウルフギャングが高音のハーモニーを担当している。
ロスの年齢(57歳)は彼を衰えさせてはいないようで、ビデオの中でシンガーはカメラに向かって気取りながらいつものイカレたスタイルで踊りまくっている。他のヴァン・ヘイレン家の家族にできることはただ、フロントマンが想像上の観客に向かって頑張っているのをプレイしながら見守ることだけだ。
ヴァン・ヘイレンは1/5にニューヨークの小さい会場、カフェ・ホワ?でパフォーマンスを行なってカムバック活動をスタート。その直後にニュー・アルバムのタイトルと発売日を発表、また2012年の北米ツアーの公演日も発表した。グループは11月にインタースコープ・レコーズと契約し、1984年以来初めてロスをフロントマンとした新作『ア・ディファレント・カインド・オブ・トゥルース』をリリースする。
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