2015/01/22
2002年に発覚した久留米看護師連続保険金殺人事件を題材にしたドラマ「黒い看護婦」がフジテレビで制作され、女優の大竹しのぶ、寺島しのぶ、坂井真紀、木村多江が看護師役として出演することが分かった。
命を守る立場の看護師がその知識を悪用し、共謀して保険金をかけ、仲間の夫を連続して殺害した同事件。当時はその残忍な犯行手口だけでなく、主犯格の女が保険金を全て奪い取っていたと報道され世間を驚かせたが、今回は事件の裏側に迫った犯罪ドキュメントをフィクションとしてドラマ化する。
大竹が演じる主犯格の女・田中直子は看護専門学校で出会った3人の弱みを握り、トラブルを解決すると言って金を巻き上げ、自分に完全服従させて犯罪の道へ引き込む強烈なキャラクターだ。大竹は「見てくださる方々がどう捉えるのか想像がつかないですが“なぜこの人はこのような状態になってしまったんだろう”と感じてもらえたらいいなと思います」とメッセージを送った。
一方、それぞれ直子に心理的に支配される看護師を演じる3人は「こんなことが実際にあったとは信じられない。役は淡々とその場の気持ちを信じて演じるようにしました」(寺島)、「ふとしたことでボタンをかけ違えてしまった登場人物たちの人間ドラマを見ていただけたら」(坂井)、「直子に洗脳されていく怖さとともに、人間は愚かで滑稽な生き物なんだ、という部分を感じてほしい」(木村)とそれぞれ語っている。
赤と黒のゲキジョー ドラマスペシャル「黒い看護婦」は、2月13日、午後10時~11時52分に放送。
エンタメ OVO
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