2011/12/15 00:00
2013年は、ニュー・エディションにとってデビュー作『キャンディ・ガール』のリリースから30周年となる大きな節目の年となる。そこで彼らは、ライヴ・ショー、新たなスタジオ・アルバム、書籍、映画、そしてギグの模様を収めたDVDの制作など様々な企画を計画しているようだ。
Billboard.comのインタビューに際し、メンバーのロニー・デヴォーは「来年の2012年は、僕らにとって驚きの1年になると思う。この先、デビュー40周年、50周年と祝っていくつもりだけど、この30周年というのは僕らにとって特別な節目だと思うんだ。目の前には様々な企画が持ち上がっているし、とにかく驚くような展開になると思うよ」と語っている。
その計画の筆頭として、まずはコンサートがある。再結成を果たした6人は、今年7/3にニューオリンズで開催された“THE ESSENCE MUSIC FESTIVAL”に出演したのち、12/29からカリフォルニア州ハイランドで4日間に渡って行われる新年の週末を祝うコンサートでパフォーマンスを行うことになっている。これらのライヴについてメンバーのリッキー・ベルは“計画の要となるもの”とコメントしているが、ほかにもニュー・アルバムの制作という大きな柱も視野に入っているようだ。
この新作は、ニュー・エディションにとって2004年の『ワン・ラヴ』に続くスタジオ・アルバムで、ロニー・デヴォー、リッキー・ベル、ボビー・ブラウン、ジョニー・ギル、ラルフ・トレスヴァント、マイケル・ビヴンズという6人体制としては、1996年の『ホーム・アゲイン』以来となる。
ベルいわく、「全員でかなりの議論を重ねてきたよ。毎週のように互いに電話して、いろいろなことを話し合ってきたからね。そして今はスケジュールを調整しているところで、プロデューサーを誰にするか、ソングライターに誰を起用するかなど、細かいところを詰めている段階だ。レーベルをどこにするかについても検討を重ねていて、インディーからのリリースになる可能性もある。まだまだ話し合うことがたくさん残されているけど、僕ら全員、新しい作品をリリースすること、そして新曲をステージで披露できることを心待ちにしているんだ」、とのことだ。
そのほか、30周年を祝った書籍の出版も計画しているそうで、2013年に向けてニュー・エディションの活動から目が離せなくなりそうだ。
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