2014/12/31 12:30
国内最大級の年越しイベント【COUNTDOWN JAPAN 14/15】が千葉・幕張メッセ国際展示場1~11ホール、イベントホールにて12月28日(日)よりスタート。12月31日の大晦日カウントダウンまで全184組のアーティストが出演し、年末の祭典を盛り上げる。
12月30日(火)、【COUNTDOWN JAPAN 14/15】3日目、EARTH STAGEに最初に登場したのは今年結成10周年を迎えた9mm Parabellum Bullet。12月に左足小指を骨折、その後に左手親指の靭帯を損傷した滝善充(Gt)はシンセイザー担当としてステージに姿をみせ、サポート・ギタリストを加えた5人編成で「生命のワルツ」や「Black Market Blues」など、この日ならではのアレンジを加えたスペシャルなアクトで幕を開ける。一方、GALAXY STAGEのトップバッターを務めたのはSCANDAL。2015年にはワールドツアーを控える彼女たちは代表曲「DOLL」でのスタートから、今年1年分の想いが詰まっていると語った最新アルバム『HELLO WORLD』から「Image」など、キュートなロックチューンでオーディエンスを魅了。
さらに、BLUE ENCOUNT、Hello Sleepwalkersら新進気鋭のロックバンドたちはASTRO ARENAで熱演を繰り広げ、詰めかけたオーディエンスを狂喜乱舞させれば、今年その音楽性で大きな話題を呼んだtofubeats、大森靖子&THEピンクトカレフら個性派アーティストたちもしっかりと存在感を魅せつける。
中盤のEARTH STAGEには、今年1年半ぶりに再始動を果たしたチャットモンチーが登場。紅白の旗を掲げ姿をみせた橋本絵莉子(Vo/Gt)、福岡晃子(Ba)の2人は、楽器演奏なしで、トラックに合わせてラップ調で歌唱した新曲「ぜんぶカン」でスタート。そこからサポートメンバーのHi-STANDARD・恒岡章(Dr)、the chef cooks me・下村亮介(Key)を招き入れ、4人体制で懐かしのナンバー「真夜中遊園地」を披露するなど、ファンの心を鷲掴みにするアクトを展開。続く10-FEETはHi-STANDARDの「Stay Gold」をカヴァー。EARTH STAGEに集ったオーディエンスたちは嬉しい誤算に熱狂した。そして、デビューから30年を経て、遂に【COUNTDOWN JAPAN】初登場となったTM NETWORKは、名曲「Get Wild」を奏で全オーディエンスを歓喜の音世界へと誘った。
イベントも終盤に差し掛かり、さらに熱を帯びていく幕張メッセ。GALAXY STAGEにはNothing's Carved In Stoneが登場。2015年1月リリースの最新シングル「Gravity」など、相も変わらず圧巻のバンド・グルーヴで会場を沸かせてみせれば、続いて同ステージに姿をみせたキュウソネコカミは、超満員の空間に「ファントムバイブレーション」、終盤にはステージと同名の「GALAXY」を放ち、今年の勢いを物語るようなエネルギッシュなアクトでオーディエンスたちをねじ伏せてみせた。そして、EARTH STAGEのトリを務めたthe HIATUSのステージは、新旧のセットリストで構築された圧倒的なアクトで歓喜と熱狂が渦巻く3日目のフィナーレを飾ってくれた。
【COUNTDOWN JAPAN 14/15】は12月31日のカウントダウンまで開催中。なお、公演の模様は現地より全日程4日間、WOWOWで生放送が行われており、アーティストのパフォーマンスやインタビューがオンエアされている。
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