2011/12/08
ジェイソン・ムラーズが最後のアルバム『ウイ・シング、ウイ・ダンス、ウイ・スティール・シングス』をリリースしてから、すでに4年も経つことは信じがたい事実だ。しかし同アルバムは、リード・シングル「アイム・ユアーズ」が全米シングル・チャートに76週に渡ってチャート・インを続けるという息の長いヒットとなったお陰でロング・セールスを続けており、2010年度のグラミー賞では2部門を獲得している。
しかしムラーズはこの成功に甘んじることなく、ついに来年、4枚目となるニュー・アルバムのリリース計画を着々と進めているようだ。
「やり直したいのはあと1曲だけという状況まで進んでいるよ。ツアーの合間に内容はどんどん固まり、またスタジオに戻ってアコースティック・バージョンを録音してどんな感じなるか検討してみるつもりだ。それ以外は、ほぼ完成状態と言えるかな」
前作ではビル・ウィザース風のファンキー・ジャムに重点を置いていたが、次の作品では基本に立ち返ってヴォーカルを重視した作品にする予定だと語るムラーズは、「管楽器を抑え目にして、もっとピアノやギターの音を強調するつもりだし、ヴォーカルを大いに強調したアルバムにする予定だよ。それこそが僕の愛する音楽だし、人間の声が音楽をどう彩るのか、どんなハーモニーを奏でるのか、それを前面に出したいと思っている」とコメントしている。
アルバムは、来年の前半のリリースを目標に制作が進められることになるようだ。
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