3人組兄弟バンドのハンソンは、もうあの少年たちではなく合計8人の子供たちを持つれっきとした大人の男たちだ。それじゃ、大人の男たちは何をするっけ？そう、ビールを飲むのだ。

そういうわけで、ハンソン兄弟は独自ブランドのビールを立ち上げることを決めた。そのネーミングは、彼らが14年前に放った全米No.1シングル「MMMBop」（邦題：「キラメキ☆MMMBop」）にちなんで“MmmHops”というらしい。

このニュースは、先月オックスフォード大学で行われたイベントの最中に明らかにされたもので、ドラマーで末弟のザックがバンドの代理人を通じてこれが事実であることを認め、「そのとおり。僕らはビール・ブランドを立ち上げることを決め、現在“MmmHops”というネーミングのもと商品化を進めている。このアイデアが巷の話題になっているのを見るのを楽しんでいるよ」とコメントしている。

そんなハンソンは、昨年リリースしたアルバム『シャウト・イット・アウト』のサポート・ツアーを南アフリカで終えたばかりだ。そして去る9月、ザックはBillboard.comのインタビューの中で兄のアイザックとテイラーと共に近い将来さらなるフル・アルバムを作るかどうかについて、「まだハッキリとはわからない」と答えており、「これまでとは少し違ったことがしたいと3人とも考えているんだ。音楽業界は変化したし、僕らも新たなプロジェクトを手掛けたいと思っている。もちろん1つではなく、小規模なプロジェクトが複数になる可能性もあるよ。僕らは革新的なことが好きだし、自分たちがエキサイトできることをやりたいと願っている。だからごくありきたりな12曲入りのアルバムを作るというのは、今の僕らがやりたいことじゃないんだ」と語っている。