2011/11/15
初のソロ・アルバムを作るのに5年間を要している間、バックストリート・ボーイズのハウイー・ドラフはラテンのルーツを探ってみたり、ジョン・セカダやウェイン・ロドリゲスと仕事をしたり、スペイン語で歌ってみたりさえしたという。しかし、11/15に発表される『バック・トゥ・ミー』は、なんというか……バックストリート・ボーイズっぽく聞こえるアルバムなのだ。
「ラテンのルーツはすごく誇りに思っているけど、一年半かけてやっと完成に至ったとき、自分の心に問いかけ始めたんだ――『これって自分にとってほんとに正しい方向性なんだろうか』って」プエルトリコ人の母を持つ彼は言う。「バックストリート・ボーイズには国際的なファン・ベースがある。そしてファンは僕たちのすることを愛してくれる。僕はまったく違ったことをやりたがるようなアーティストじゃないんだ。だってみんな『どうして彼はそんなことをしたんだろう』、『彼は自分のやっていることに誇りを持っていないんだろうか』って思っちゃうだろ? 僕はバックストリート・ボーイでいることに誇りを持ってる。だったら、なんで違うことをしたがるんだ?」
だから『バック・トゥ・ミー』で彼はそもそもあんまりしゃべれないスペイン語で歌う代わりに「テンポをもっと速めてヨーロッパのダンスものっぽくし、スローな歌ではバックストリート・ボーイズっぽいサウンドを取り入れた」という。
最初の2枚のシングル「100」と「ライ・トゥ・ミー」は自作曲でないが、グループの2009年の最新作『ディス・イズ・アス』に採用されなかった3曲の自作曲をアルバムに収録した。また、「ピュア」はBSBのニック・カーターとの共作曲だ。「自分の仕事に友だちからの協力が得られるほど素晴らしいことはないよ」
ドラフは11/20にスタートするブリトニー・スピアーズの5回の南米ツアーでオープニングを務め、その後12月には第二回バックストリート・ボーイズ・クルーズに参加する。
「バンドが休みのときにソロ・ツアーをやるんだ。自分の個人的プロジェクトのためにグループをストップさせたくないから」
BSBの次のアルバムは「プリプロダクションのすごく早い段階」だという。「僕たちは同じ路線で行くか、もっと領域を広げていくか話し合っているんだ。今のところはまったく真っ白なキャンバスといった状態だよ」。2012年初頭にレコーディングをスタートし、4/20にニュー・キッズ・オン・ザ・ブロックとのヨーロッパ・ツアーが始まる前には終了させたいとのこと。
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