2014/11/22
横浜アリーナで解散した異端児アイドルグループ BiS。そのリーダーであったプールイ率いる新バンド LUI◇FRONTiC◆松隈JAPANが、早くも大きな転機を迎えている。
<喉手術の影響で歌えなくなるも11/18 盟友の前で完全復活>
先月、来年1月11日 SHIBUYA CLUB QUATTROでのインディーズラストライブを開催すると発表。ただし、同公演のチケットが完売しないと、バンドは活動休止になる旨も報告した(http://bit.ly/1wMchGO)プールイ。その直後に喉手術の影響で歌えないという窮地に立たされるも、11月18日 代官山LOOPで開催されたイベントに出演し、久々にその歌声を公の場で響かせた。
同イベントにはBiS時代の盟友 ユケ率いるモルヒネ東京も出演。南波志帆、バンドじゃないもん!など多幸感溢れるアクトが多い中、彼女は黒いドレス姿で「どんな時間も一瞬で過去に変わってしまうから……また新しい道をつくらなきゃ。…………拝啓、素晴らしい世界。また会いましょう。敬具」と、まるでレクイエムを歌い叫ぶように「敬具」を披露し、ヘヴィな世界観を創造。念願の盟友との対バンで敢えて弱い自分を曝け出した。
これに感動していたプールイは、登場するなり「感じたいよ ソバにいたいよ 新しい風と切り裂く光を~♪」と、まさかのアカペラで熱唱。その歌声で完全復活をアピールし、モッシュやクラウドサーフが巻き起こるほどに観客を扇情。また、終盤では涙ながらに語る場面もあった。
「1か月間歌がうたえなくなってしまって、みんなに会うこともできなくなってしまって、とっても不安でした。私は元々アイドルをやっていて、それで横浜アリーナで解散したんですけど、その直後に結構ガラガラなインストアライブを経験して、みんなの前から消える怖さをそこで知りました。それで42日間、LUI◇FRONTiC◆松隈JAPANとして走ってきて、ここから行くぞってときに私の喉のせいでまたみんなの前からいなくならなきゃいけなくて、とっても不安でした。待っててくれてありがとうございます。ありがとう!」
<オプティマス松隈(松隈ケンタ)脱退も走るしかないLF松>
こうして見事復活を果たし、CLUB QUATTROでのワンマンに向けて本格的に走り出したLUI◇FRONTiC◆松隈JAPANだったが、なんとその直後にプー・ルイソロ時代もBiS時代も彼女の歌う曲を手掛けてきたメンバー オプティマス松隈(松隈ケンタ)の脱退が決定。恩師とも言える存在の脱退にプールイは、「松隈さん今まで本当にありがとうございました! 松隈さんが「俺の曲はやっぱりプールイの声がピッタリハマるっちゃんね!」って言ってくれるのすごく嬉しかったです! これからも頑張るので見守っていてください。」とLF松オフィシャルサイトで述べている。
一難去ってまた一難。しかし走るしかないLUI◇FRONTiC◆松隈JAPANは『会いにイクから会いにキテ』と題し、活動休止を回避するべく全国行脚をスタート。そのスケジュールもLF松オフィシャルサイトに掲載している。
また、12月17日 大阪・宗右衛門町Loft PlusOne West、12月24日 下北沢SHELTERで後藤まりこ×LUI◇FRONTiC◆松隈JAPANツーマンライブを開催することも決定。こちらもぜひ足を運んでみてほしい。
取材&テキスト:平賀哲雄
撮影:内山直也
◎新曲「瑠璃色の名前抱いて」PV
http://youtu.be/lqeodYpDylc
◎ライブ【インディーズラストワンマンライブ「ジャポニカ最終ライブ~この支配からの卒業~」】
2015年01月11日(日)渋谷CLUB QUATTRO
OPEN 16:30 / START 17:30
前売3,000円(別途ドリンク代)
※3歳以上要チケット
※1公演につき4枚
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