2014/11/19
今週のBillboard JAPAN Top Classical Albums第1位は先週に引き続き五嶋みどりの2012年のアルバム『メンデルスゾーン:ヴァイオリン協奏曲&ブルッフ:ヴァイオリン協奏曲第1番』がチャートイン。
2位はデイヴィッド・ギャレットの新譜『タイムレス ~ブラームス&ブルッフ ヴァイオリン協奏曲集』が初登場。3位はサラ・オレイン『SARAH』、4位に安倍なつみ『光へ -classical&crossover-』、5位は『ディズニー・オン・クラシック ~まほうの夜の音楽会 2014~ライブ』が、6位には松田華音のデビュー・アルバム『松田華音 デビュー・リサイタル』がチャートインするなど、勢いのある新譜が多数顔を見せる結果となった。
初登場第2位となったヴァイオリニスト、デイヴィッド・ギャレットの新譜『タイムレス ~ブラームス&ブルッフ ヴァイオリン協奏曲集』は、メータ&イスラエルフィルとの共演でブルッフとブラームスの協奏曲。名器ストラディヴァリウスで、持てる才能を遺憾なく発揮した充実の内容。限定盤のボーナスDVDでは制作舞台裏ドキュメンタリーが収録されている。
第5位には『ディズニー・オン・クラシック ~まほうの夜の音楽会 2014~ライブ』がチャートイン。12年目を迎える大人気のコンサートツアー「ディズニー・オン・クラシック」の2014年度ライブ盤だ。“Life Love Light”をテーマに、映画『アナと雪の女王』『ライオン・キング』の楽曲をメインに、東京ディズニーリゾートの楽曲なども含めたディズニーの名曲がフル・オーケストラで奏でられる。
映画『アルゲリッチ 私こそ、音楽!』で話題のピアニスト、マルタ・アルゲリッチのアルバムが新旧あわせて4枚同時チャートインした。7位『ショパン:ピアノ協奏曲第1番&第2番』、11位『プロコフィエフ&ラヴェル: ピアノ協奏曲』、12位『バッハ: ピアノ作品集』、18位『アルゲリッチ&バレンボイム デュオ』など、アルゲリッチの多彩なレパートリーの妙が伺える。新譜であるバレンボイムとのデュオでは、モーツァルト、シューベルト、そしてストラヴィンスキー「春の祭典」が、ブエノスアイレスの巨匠達の指で描き出される超豪華盤。
text:yokano
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