2014/11/14 10:09
とにかく強いのひと言。2週目にして40万枚を突破し、2週で累計が170万枚に達した。初登場からたった3週で、2014年の年間アルバムチャートTOP10入りは間違いなく、3週目のセールスも好調とのことで、次週もNo,1をキープすることが予想されている。アルバムからは、1stシングルの「シェイク・イット・オフ」がアルバム共に首位を獲得、2ndシングルの「ブランク・スペース」もすでに13位まで上昇し、向かうところ敵ナシ状態のテイラー。UKをはじめ、カナダ、オーストラリア、ドイツなどでもNo.1デビューを果たしている。
強いといえば、こちらも侮れない。売上げこそテイラーと30万枚以上差をつけられたが、2週目で2位をキープし、幅広い層に支持されている、ナウ・シリーズの52弾。デジタルが開始されてから、アルバム単体で売れる作品が少なくなったが、ヒットシングルの総集である本作が売れるのも、その時代の傾向を示しているような気がする。
そんな中、3位にデビューしたのは、ベテラン女優のベット・ミドラー。女優業と平行して、1972年にリリースしたデビュー作『ディヴァイン・ミス・エム』から、コンスタントにアルバムをリリース。スタジオアルバムとしては14作目、ライブ盤やコンピレーションを含むと24作目となる、本作『イッツ・ザ・ガール』。TOP10入りは、2005年の『シングス・ザ・ペギー・リー・ソングブック』以来9年ぶり、通算6作目となる。
カルヴィン・ハリスの4thアルバム『モーション』は、5位に初登場。約2年ぶりとなるオリジナル・アルバムで、アメリカでは自身初のTOP10入りを果たした。ヒットの要因は、やはり今年の夏を飾った先行シングル「サマー」の、大ヒットがあったからだろう。また、UKではNo.1を獲得した2ndシングル「ブレイム」も19位まで上昇し好調、かつ、前作からの「スウィート・ナッシング」などのヒットが彼の名をさらにアメリカ中に広め、本作のセールスに繋げた。
先週の62位から、一気に9位へTOP10入りを果たしたのは、ジョージア州出身のカントリーシンガーのブラントレー・ギルバート。本作『ジャスト・アズ・アイ・アム』は、今年5月にリリースされた自身3rdアルバムで、初登場2位を獲得した。一旦圏外に下がるも、先週、グーグル・プレイの99セント・セールにより、1週間で3万枚近くを売り上げた。この手法で、今年はワン・リパブリックやボブ・マーリー&ザ・ウェイラーズが再ランクインを果たしている。
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