2014/10/21
議論の的となっているU2とアップルが手を組み行ったプロモーション戦略に、イギー・ポップが持論を唱えた。
アップルはU2の最新アルバム『ソングス・オブ・イノセンス』を無料で配信する画期的な戦略を実行にうつしたが、この方法は既に各所で批判を呼んでおり、iTunesユーザーからもダウンロードしていないのに勝手にライブラリーに追加されていると苦情の声が上がっている。
そうした中、イギーは一連のプロモーションを“不明瞭な広告”と表現し、英『サンデー・タイムズ』紙のインタビューで「彼らがやったことについては、弁護もしないし、非難もしない。それに、なんというか、俺にとってそれは無料の音楽とは呼べないと思う。なぜって、恐らく誰かが彼らに大金を支払っているだろうからね」とコメント。
また、マンチェスターの【ラジオ・フェスティバル】で行ったスピーチでは「現在、最も偉大なバンドたちがコンサートのチケット代をおかしなくらい高額に設定するか、あるいは失敗する前に無料で楽曲を配布している。自分たちが築いてきた影響力を失わないためにな」と語った。
一方、最新ソロアルバム『Tomorrow's Modern Boxes』をBitTorrentにて6ドルで販売しているトム・ヨークについては、「この場合は良いんだ。トム・ヨークは前向きな変革を目指している。楽曲も良い。その楽曲が好きな人へ、直に低価格で提供しているんだ」としている。
関連記事
最新News
関連商品
アクセスランキング
1
SEVENTEENが癒し&傷を表現、日本4thシングル『消費期限』コンセプトフォト
2
<インタビュー>三代目 J SOUL BROTHERSがアルバム『ECHOES of DUALITY』をリリース――“三代目だからこそ”見せられるグルーヴと制作で見つけた自分たちの役割
3
サザンオールスターズ、2025年1月より全国アリーナ&ドームツアー開催 その名も“THANK YOU SO MUCH”
4
【BMSG FES'24】がパッケージ化、23名による「Brave Generation -BMSG United Remix-」ライブ映像が公開
5
King & Prince、新曲「WOW」MVプレミア公開へ向けティザー解禁&YouTubeライブ実施
インタビュー・タイムマシン
注目の画像