2011/10/20
あらゆるビートを自在に扱うラッパーのT.I.が、今週発売された初の小説『POWER AND BEAUTY: A LOVE STORY OF LIFE ON THE STREETS』で作家としての活動もスタートさせた。
T.I.は雑誌『ROLLING STONE』の中で、「俺は(シスター・ソウルジャーの小説)『THE COLDEST EVER AND MIDNIGHT』のファンで、出会ったのは初めて刑務所に入った時だった。そしてあの作品を読んだことで、同じように自分の心を刺激してくれる小説が他にもないか探すようになったんだ。でもコレというのが見つからなくてガッカリしたよ」と語っている。
「ラバーバンド・マン」のヒットで知られるT.I.は、さらにインタビューの中で現段階では未定となっている8作目のアルバム・タイトルについても言及し、「現在検討中の2つのタイトルのうち、筆頭に上がっているのは『キル・ザ・キング』だ。人生はチェスのゲームみたいなもので、その目的は“キング”を殺すことさ。だからもし自分自身をキングに選んだとしたら、それは自らを周囲からの標的に据えたことになるってわけだ。そしてアルバム・タイトルのもう1つの候補は、まさに俺自身のことを代弁している『トラブル』だよ」とコメントしている。
10/18(火)、T.I.はニューヨーク市内で小説『POWER AND BEAUTY: A LOVE STORY OF LIFE ON THE STREETS』のプロモーションを行い、ABCテレビの『THE VIEW』やラジオの『HOWARD STERN SHOW』を始めとするメディアに出演し、その日の最後にはFM局HOT 97の『FUNKMASTER FLEX SHOW』で新曲「ヒア・イェ、ヒア・イェ」を初披露した。そして楽曲の露出に際して、この曲のプロデュースを手掛けフィーチャー・アーティストとしても参加しているフェレル・ウィリアムスが電話で番組に参加し、コラボについてホストのファンクマスターにT.I.の秘話を明かしていた。
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