2014/10/15 13:30
芸能業界唯一無二の男装ユニット風男塾が10月12日、日比谷野外大音楽堂で【風男塾乱舞 TOUR2014~一期二十一会~】のファイナル公演を開催した。
<奇跡的に晴天に恵まれ“晴れ男”ぶりを見せた>
台風19号の影響で開催が危ぶまれていた本公演、奇跡的に晴天に恵まれ“晴れ男”ぶりを見せた彼らは、メンバーカラーを用いたカラフルな衣装にマント姿で登場。「風にのって」「EYE OF THE TYPHOON」「俺の空」と野音の空が似合うアッパーな曲で畳みかければ、ファンは両手を上げ野外の開放感を最大限に感じていた。ファッション的に男装する事を指す造語“チェンメン”の繁栄を象徴する楽曲を立て続けに披露し、彼ら独特の世界観が炸裂。オリコンウイークリー2位を獲得した新曲「BE HERO」が披露されると3000人のファンはこの日一番の盛り上がりを見せた。
<「もっともっと風男塾は上にいけると思います。次は武道館に立ちたい!」>
本編も終盤に差し掛かり夕焼けが夜空に変わる頃、赤園 虎次郎が「もっともっと風男塾は上にいけると思います。次は武道館に立ちたい!」と次の目標を掲げると、ファンは大歓声で応えた。
なお、10月24日に卒業公演を控える武器屋 桃太郎は、卒業への不安を抱えて過去最大級のツアーを回ってきたが、“今日「同じ時代に生まれた若者たち」を歌えて、風男塾人生で僕にとってこれ以上の事は本当に無いなと感じました”と最後のツアーを全力で走りぬけた事を伝え、「これからはみんなで風男塾を応援していきましょう」と武道館実現に向けてエールを送った。その姿はまさに“男”であり、今後も風男塾とファンの中で生き続けていくだろう。
<どんな虹よりも綺麗な7色のサイリウムが、夜空の野音を彩った>
鳴り止まぬアンコールで再び登場し「七色の鳥」を披露すると、彼らを愛するファンによるサプライズで、どんな虹よりも綺麗な7色のサイリウムが夜空の野音を彩った。驚きを隠せぬメンバーはスマートフォンを取りに行き、撮影する微笑ましい一面も。7年間の全てが詰まった同公演は「下を向いて帰ろう」の大合唱と共に幕を下ろした。
メンバーにとってもファンにとっても忘れられない特別なステージになった同公演は、DVD化される事が決定。発売日などの詳細は後日発表予定なので、楽しみに待つこととしよう。
取材&テキスト 内山直也
◎ライブ【風男塾乱舞 TOUR2014~一期二十一会~】ファイナル
10月12日(日)日比谷野外大音楽堂 SET LIST:
01.風に乗って
02.EYE OF TYPHOON
03.俺の空
04.人生わははっ!
05.RIKISHI-MAN
06.男装レボリューション
07.チェンメン天国(パラダイス)
08.ジュクウォーカー
09.Sensation
10.カラフルプランタン
11.紙ヒコーキ
12.雨ときどき晴れのち虹
13.BE HERO
14.七常の風器
15.大航海ボーイ
16.夢幻のプロキオン
17.勇気のFLAG
18.無敵!夏休み
19.太陽みたいなキミが好き
20.同じ時代に生まれた若者たち
21.絆
En1.七色の鳥
En2.下を向いて帰ろう
※記事初出時に本文に誤りがございました。正しくは「12.雨ときどき晴れのち虹」となります。
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