2011/10/04
全米No.1を獲得したトニー・ベネットの最新アルバム『デュエットII』に収録されている、レディー・ガガとのデュエット・ナンバー「ザ・レディー・イズ・ア・トランプ」の洗練された雰囲気のミュージック・ビデオが完成し、10/3(月)に音楽サイトVevo.comで初公開された。
このビデオでは、レコーディング・スタジオの中で1937年のクラシック・ナンバーを見事な歌声で披露し合うベネットとガガの楽しげな姿がフィーチャーされている。黒いレースのドレスにブルーのウィッグを身に付けたガガは、黒いスーツでキメた85歳のベネットに比べてかなり派手なルックスだ。そしてベネットが黒以外で唯一身に着けている色のついた胸ポケットの赤いハンカチーフは、やがてガガが抜き取ってベネットの顔の前でお茶目に振りかざすといったシーンも見られる。
さらにビデオが2分30秒に差しかかった頃、2人はぎこちなくダンスを始め、ポップスターのガガが伝説のシンガー、ベネットに体を預けて踊る姿を見ることができる。
この「ザ・レディー・イズ・ア・トランプ」を始め、キャリー・アンダーウッド、ジョン・メイヤー、マライア・キャリーといった大物アーティストたちとのデュエット・ナンバーを収録したベネットのアルバム『デュエット II』は、発売初週にして179,000枚を売り上げて全米アルバム・チャートで初登場No.1を獲得した。そして今回のデュエット相手のガガも、ベネットより数ヶ月先に『ボーン・ディス・ウェイ』を発売初週に111万枚も売り上げて同様に初登場No.1を獲得している。
今回のビデオはアルバム『デュエット II』からの2作目のクリップで、先月には最初のビデオとなったエイミー・ワインハウスとのデュエット曲「ボディ・アンド・ソウル」の映像が公開されている。ちなみにこの曲は、7月に他界したワインハウスにとって最後のレコーディング作品となった。
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