2011/10/03 00:00
9/29(木)の晩、イギリスの女性シンガー、アデルの最新シングル「サムワン・ライク・ユー」の公式ミュージック・ビデオが初めて公開された。
アデルが望んだ映像は、ヴォーカルとピアノによる曲のアレンジと同じくシンプルな構成だったようで、人がいないパリの街を彷徨いながら、時折カメラから視線を反らして物憂げに遠くを見つめる彼女の姿が描かれている。
ジェイク・ナヴァが映像監督を務めたこのビデオは、「ローリング・イン・ザ・ディープ」のクリップと同様にモノクロ映像で撮影されているが、ほとんどが荒涼としたイメージ・ショットで綴られており、アデルが早朝のパリの街を歩きながら時おり心に迫る歌詞を口ずさむといった映像がメインに使われている。
そしてファイナル・ショットでは、アデルが鏡の中を見つめていると、背後に反対方向へと歩いていく男性の姿が映っているという展開になっている。
先月行われたMTVミュージック・ビデオ・アワードの授賞式での同曲のパフォーマンスは、このビデオと同様にシンプルな演出で、暗いステージに登場したアデルが彼女だけに当てられたスポットライトの元でピアノを隣に歌うという演出だった。この際のパフォーマンスによって、シングル「サムワン・ライク・ユー」は全米シングル・チャートで一気にNo.1の座を獲得し、セカンド・アルバム『21』からは2作目の全米No.1が誕生した。
ちなみに彼女のアルバム『21』は、現時点で2011年度のベストセラー・アルバムとなっており、アデルは10/7(金)のアトランティック・シティを皮切りに全米10都市を回るツアーに突入する。
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