Billboard JAPAN


NEWS

2014/09/19

ディス・ウィル・デストロイ・ユー 次世代ポスト・ロックを担う逸材による最新作が完成

 米テキサス出身のインストゥルメンタル・バンド、ディス・ウィル・デストロイ・ユーが、4thアルバム『アナザー・ランゲージ』を10月22日に日本リリースする。

 2005年に米テキサスで結成された4人組インストゥルメンタル・バンド、ディス・ウィル・デストロイ・ユー。結成してすぐに自主で制作し、CD-Rでリリースされた1stアルバム『Young Mountain』が各方面から絶賛を浴び、2006年に正式にプレスされ、リリースされるとピッチフォークやローリング・ストーン誌などアメリカの音楽メディアを中心に注目を集める。収録曲は、映画やCMなどでも多く使用され、瞬く間にインディー・ショップとiTunesStoreのチャートを席巻。

 2ndアルバム『This Will Destroy You』が2008年にリリースされると創設メンバーの一人であるベーシスト、レイモンド・ブラウンが脱退。現メンバーであるドノヴァンが加入する。バンドの人気は海外にも飛び火し、ヨーロッパ・ツアーを敢行し、大成功を収める。この頃、同じくテキサスを中心に活動していたリンビック・システムと交流を深め、合同USツアーを行い、翌年にはスプリットEP『Field Studies』をリリースしている。その後もATPをはじめ各国の音楽フェスに出演し、創設メンバーであったドラマー、アンドリュー・ミラーが脱退とともに現メンバーであるアレックス・ボーレが加わっている。2011年にリリースされた3rdアルバム『Tunnel Blanket』の楽曲は、アカデミー賞にもノミネートされたブラッド・ピット主演映画『マネーボール』にも起用され、大きな話題となった。

 そして、2014年、待望の4thアルバム『アナザー・ランゲージ』が完成。2ndアルバム以来のパートナーであり、セイント・ヴィンセント、クラウド・ナッシングスなどを手掛けたプロデューサー/エンジニアのジョン・コングルトンを迎えて、制作された本作は、現体制になってからも、精力的に世界中でツアーをこなした後のバンドとしての結束や錬度が如実に表れた充実作。同郷のエクスプロージョンズ・イン・ザ・スカイを始め、モグワイ、65デイズオブスタティック、サクソン・ショアら、轟音インストゥルメンタル・ポスト・ロックを系譜を受け継ぎ、さらに発展させていく存在として未来を嘱望された次世代ポスト・ロックを担う逸材、ディス・ウィル・デストロイ・ユーの金字塔的作品となっている。

 なお、現在アルバムから「Dustism」の音源が公開中となっており、10月22日リリースとなるアルバムの日本盤にはボーナス・トラックが2曲収録される。

◎「Dustism」音源
https://soundcloud.com/suicide-squeeze-records/dustism-by-this-will-destroy-you

◎『アナザー・ランゲージ』トラックリスト
01. New Topia
02. Dustism
03. Serpent Mound
04. War Prayer
05. The Puritan
06. Mother Opiate
07. Invitation
08. Memory Loss
09. God’s Teeth
10. Their Celebrations ※
11. Golden Wheel ※
※日本盤ボーナス・トラック

◎リリース情報
『アナザー・ランゲージ』
ディス・ウィル・デストロイ・ユー
2014/10/22 RELEASE
2,000円(plus tax)

ディス・ウィル・デストロイ・ユー その他の画像・最新情報へ

関連商品

アナザー・ランゲージ
ディス・ウィル・デストロイ・ユー「アナザー・ランゲージ」

2014/10/22

[CD]

¥2,200(税込)

アナザー・ランゲージ
ディス・ウィル・デストロイ・ユー「アナザー・ランゲージ」

2014/10/22

[CD]

¥2,200(税込)

ACCESS RANKING

アクセスランキング

  1. 1

    ロゼ&ブルーノ・マーズ、11/22大阪開催【MAMA】で「APT.」世界初披露へ

  2. 2

    <ライブレポート>ano「次に会う時まで必ず生きて」――ツアー追加公演完走、音楽でたどり着いた“絶対聖域”

  3. 3

    【先ヨミ・デジタル】JIN『Happy』がDLアルバム首位走行中 NEXZ/Aile The Shotaが後を追う

  4. 4

    <インタビュー>米津玄師 新曲「Azalea」で向き合った、恋愛における“距離”――「愛情」の源にある“剥き身の生”とは

  5. 5

    【先ヨミ】timelesz『because』24.9万枚で現在シングル1位独走中

HOT IMAGES

注目の画像