2014/08/13
UK出身女性シンガー・ソングライター、フォクシーズの「レット・ゴー・フォー・トゥナイト」がチャート初登場で見事No.1に輝いた、今週のBillboard JAPAN洋楽チャート。 これまで4週にわたり首位をキープしてきた“5SOS” ことファイヴ・セカンズ・オブ・サマーの「ドント・ストップ」に代わり首位に躍り出たニュー・ヒロイン、フォクシーズは、今年1月に行われた第56回グラミー賞で「最優秀ダンス・レコーディング賞」を受賞、ゼッドの「クラリティ」でフィーチャーされたことで、アルバムデビュー前ながら大注目を浴びたUK出身女性シンガー・ソングライターである。
Billboard JAPAN洋楽チャートで初登場No.1に輝いたのは、2014年ではアウスゲイル「キング・アンド・クロス」に続き2曲目。「レット・ゴー・フォー・トゥナイト」は、8月13日にリリースとなったデビューアルバム『グロリアス』からのナンバーで、エアプレイチャートにおいて先週の97位から洋楽アーティスト最高位となる4位へと一気にジャンプアップを果たし、これが首位獲得に直結した。フォクシーズ(FOXES)=“キツネ”つながりで、あの“ムツゴロウさん”こと、畑正憲さんが出演するプロモーション映像が公開されるなど、日本ならではのプロモーションも強力展開中。ファッション業界からも注目を集める存在とあって国内のファッション誌においてもインタビュー記事が続々と掲載、さらに9月には来日公演も控えており、日本国内でのキツネ熱は今後さらにヒートアップしていくだろう。
続いて、全米で大ブレイク中のカナダ発 ポップ・バンド マジック!の「ルード★それでも僕は結婚する」が先週の7位から2位へと浮上。同曲は現在、全米ビルボードチャート4週連続No.1を独走、さらにアメリカに続いてイギリスでも首位に輝くなど、その人気を徐々に世界へと拡大中。デビュー・アルバムの国内盤発売も9月24日に決定しており、ここ日本でもNo.1獲得に向けて一大プロモーションが仕掛けられていくに違いない。
そして3位には、先週、来日公演を行ったエド・シーランの「シング」が再浮上。6月25日に発売となった2ndアルバム『x(マルティプライ)』収録の同曲は、今年4月のチャート初登場以来、12週にわたりTOP20圏内をキープ(最高位1位)し、驚異のロング・セールスを記録しているファレルの「ハッピー」には及ばないものの、2014年の夏を代表する1曲となっている。
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