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2014/08/01

世界中で大ヒット中の5SOS、ついに全米でもNo.1デビューの快挙達成

 ファイヴ・セカンズ・オブ・サマーのデビュー・アルバム『ファイヴ・セカンズ・オブ・サマー』がNo.1デビューを果たした、8月9日アルバムチャート。

 260,000枚と、本年度の初動枚数ではTOP5に入る高セールスでデビューを果たした“5SOS”ことファイヴ・セカンズ・オブ・サマー。オーストラリアで結成されたアイドル・ロックバンドで、ワン・ダイレクションのオープニング・アクトも務める今話題のボーイズ・グループだ。すでに、本国オーストラリアやアイルランド、カナダなどでは先行でリリースされるとともに、No.1を獲得する大ヒットを記録していたが、全米でもいよいよ7月にリリースが確定し、初のリリースと共に初のNo.1を獲得した。先行シングルとしてリリースされていた、「シー・ルック・ソー・パーフェクト」が24位、「アムニージア」が16位とセールスが好調だったことがプロモーション効果を果たし、アルバムも1週で26万枚という数字を叩き出した。1Dに続き、日本での大ブレイクも期待されていて、7月30日にEP盤として『ドント・ストップ』がリリースされ、フル・アルバムも秋頃発売される予定だ。

 先週の5位から2位に再浮上した『アナと雪の女王』のサントラは、TOP10入りしてから40週以上にもなるが、今週ファイヴ・セカンズ・オブ・サマーのリリースがなければ、また首位に到達していたという異例のヒットを記録している。日本でも、先日リリースされたDVDが1週でミリオン、すでに200万枚近いセールスに達していて、サントラ盤も再浮上中。今年は、アメリカを含め、全世界でアナ雪のセールスが年間の上位を占めることは間違いなさそうだ。

 6位に初登場したのは、ラッパーのコモン。1992年のデビューから22年、10作目となるスタジオ・アルバム『ノーバディーズ・スマイリング』で、首位を獲得した2007年リリースの7thアルバム『ファインディング・フォーエヴァー』以来7年ぶり、通算3作目のTOP10入りを果たした。R&B、ラップチャートでは共に首位デビューを果たしていて、いまだ衰えない人気をみせている。本作は、自身の出身地であるシカゴでの犯罪をテーマに、本来のラップの基盤である社会へのメッセージを歌った、クオリティの高い1枚に仕上がっている。ゲストにはヴィンス・ステイプルズやビッグ・ショーン、日系女性R&Bシンガーの、ジェネイ・アイコも参加している。

 続いて7位も初登場。メタルコア・バンドのクラウン・ジ・エンパイアの2ndアルバム『ザ・レジスタンス』が24,000枚を獲得し、自身初のTOP10入りを果たした。デビュー作、『ザ・フォールアウト』がインディー・チャートでは8位を記録するヒットに至ったが、総合では圏外だったにもかかわらず、わずか1年半でここまで飛躍した。11位には、フロリダ出身のオルタナティヴ・ロックバンド、アンバーリンの7thアルバムが、20位にはUKのエレクトロ・デュオ、ラ・ルーの2ndアルバムが初登場している。

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