2011/08/29
ジョージア出身のミュージシャン兼プロデューサーのBUTCH WALKERにとって、自身の名義でアルバムを制作する時は常に他のアーティストのプロデュース業との兼ね合いで多忙な日々を送るのが通例だ。そして今回リリースしたソロ6作目で、自身のバンドTHE BLACK WIDOWSとは2作目となるニュー・アルバム『THE SPADE』は、GAVIN DeGRAW、PANIC! AT THE DISCO、UNIVERSAL AUSTRALIAのGIN WIGMOREといったアーティストと春にセッションを行った後、ようやく制作にこぎつけた作品であり、8/29にDANGERBIRDからリリースされる。
THE BLACK WIDOWSについて、「彼らは僕にとってのWRECKING CREWになった」と語るWALKER。そもそもは他のアーティストをプロデュースする際にセッション・バンドとして起用していたのだが、今では60年代にTHE BEACH BOYS、FRANK SINATRA、THE MONKEESらのアルバムでセッションしていたWRECKING CREWと同じように、WALKERにとって重要な存在になったようだ。
WALKERの場合、ソロ作品においてはアコースティックをベースにした作品が多い一方、THE BLACK WIDOWSとの作品ではよりラフなサウンドを追求し、現在のTOP 40作品よりもROLLING STONESのような70年代初期のクラシック・ロックに影響された音作りとなっている。
そして今回のニュー・アルバムでは、THE BLACK WIDOWSに曲作りのプロセスでも協力を依頼し、その成果もあってより幅広い音楽パレットが実現している。
アルバムの発売後は、10/7にWALKERの故郷に近いアトランタを皮切りに秋のツアーに入ることになっているが、その前に複数のシークレット・ギグが予定されている。
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