2011/08/18 00:00
9/20にアルバム『DUETS II』をリリースするTONY BENNETTだが、このシリーズについては「今回が最後」と語った。しかし2006年に1作目『DUETS: AN AMERICAN CLASSIC』をリリースした際にも、同じことを言っていなかっただろうか?そう突っ込むと、BENNETTは「1作目をリリースする時は、あんなに大ヒットするとは思わなかったからね」とコメントした。
1作目の『DUETS』は、発売するといきなり全米アルバム・チャートに3位でエントリーを果たし、現在までに全世界で300万枚の売り上げを誇っている。「ものすごいセールスだったので、レーベルのSONY COLUMBIAは僕をガッチリと羽交い絞めにして『頼む。どうかもう1枚出してくれ』と懇願してきた。それで2作目を作りSONYは本当に力を注いでくれたけど、僕は今回でもう終わりにするつもりだよ」とBENNETT。
そして今回の『DUETS II』にも、前回と同じく名だたるオールスター・キャストが起用されており、ARETHA FRANKLIN、WILLIE NELSON、ANDREA BOCELLIといった大御所から、LADY GAGA、NORAH JONES、JOSH GROBAN、JOHN MAYER、CARRIE UNDERWOODなどの若手、さらにはその中間に位置するNATALIE COLE、MARIAH CAREY、SHERYL CROWといった錚々たるアーティストが顔を揃えている。
さらにこの豪華な顔ぶれに加えて今回の目玉となっているのは、7月に他界したAMY WINEHOUSEとのデュエット「BODY AND SOUL」だ。BENNETTはこの曲をMICHAEL BUBLEとの第1弾シングル「DON’T GET AROUND MUCH ANYMORE」に続くセカンド・シングルとして9月にリリースすることを検討中だという。またこの曲から得た収益は、WINEHOUSEの家族が運営する病気の若者たちのための慈善団体へ寄付する予定とのことだ。
また、今回「THE LADY IS A TRAMP」でデュエットをしたLADY GAGAについて、BENNETTは「彼女ほど才能豊かな人物には、未だかつて会ったことがない。彼女はELVIS PRESLEYに匹敵するほどビッグな存在になると思う」と大絶賛している。
8/3に85歳を迎えるBENNETTは、9/18にはNYのメトロポリタン・オペラ・ハウスで、9/24にはLAのステープルズ・センターで特別パフォーマンスを行うことになっており、どちらのショーにも『DUETS II』で共演したスターたちがゲストとして登場することになっている。
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