2014/07/11
40年以上の活動において累計2億枚以上のアルバム・セールスを誇るオーストラリアのベテラン・ロック・バンド、AC/DCが、ついにニューアルバムを完成させたようだ。彼らは今年初め、2008年の世界的ヒット作『悪魔の氷(Black Ice)』に続くアルバムの制作のため、バンクーバーでスタジオ入りしていた。
作業は終わったばかりで、メンバー達は仕上がりにとても満足している様子。フロントマンのブライアン・ジョンソンはクラシック・ロック・マガジンに対し、「作業は終わった。ホント見事だ。素晴らしい作品が出来上がってとても興奮している」とコメントしている。
しかし、オリジナル・メンバーでリズム・ギタリストのマルコム・ヤングにとっては、まだ完全に喜べない。病気のため入院している彼は、バンドから一時離脱することを強いられており、このことで先日、バンドが引退するといったデマまで飛び交うこととなった。
ジョンソンは「確かにマルコムがいなくて寂しい。彼は病院で闘っているんだ。また強じんになって戻ってくるよう祈っているよ」と加えている。
弟のアンガス・ヤングは、マルコムの甥であるスティーヴィー・ヤングと共に彼の代役もしたそうで、ジョンソンいわく、スタジオでのスティーヴィーは見事だったと説明している。
なお、ジョンソンは新作のタイトルについて明確にしておらず、「アルバムを“Man Down”としたかった。少しぱっとしないけど、心からスッと出てきたんだ。俺は好きだけどね」と話している。
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