2014/07/10
ロビン・シックの最新アルバム『ポーラ(Paula)』のイギリスでの初週売上げが、わずか530枚だったことが明らかになった。
ガーディアン紙の報道によると、疎遠になった妻で女優のポーラ・パットンの名前を冠した同アルバムは、全英アルバム・チャート200位に位置し、売上げは前作『ブラード・ラインズ』のわずか2%だという。『ブラード・ラインズ』はイギリスで初週2万5,000枚以上売上げており、アルバム・チャート1位を獲得した。
売れ行き不振はイギリスのみならず、米国内でもさめた反応をみせている。2013年の『ブラード・ラインズ』の全米初週売上げは17万7,000枚に達し、米ビルボード・アルバム・チャート“Billboard 200”でNo.1を獲得したのに対し、『ポーラ』のセールスはおよそ2万5,000枚程度となっている。
なお、この背景には悲惨なPRキャンペーンがある。“#AskThicke”のハッシュタグにてツイッターで大々的にQ&Aが行われたのだが、これが最悪な結果を招き、多くのファンから反発を食らったシックは、女性蔑視だとの非難を浴びることになったのだ。
シックとパットンは今年2月に別居を発表したものの、シックは妻とヨリを戻したいという願望をはばかることなく表している。『ポーラ』のセールス不振が、吉と出るか凶と出るかはまだ分からない。
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