2014/07/07
ザ・ルーツがバンドを務め、ニッキー・ミナージュやエド・シーランら超人気アーティストたちを迎えた恒例の米独立記念日を祝うフリー・コンサートが、7月4日にフィラデルフィアで開催された。
ベンジャミン・フランクリン・パークウェイで開催されたザ・ルーツによる【Philly 4th of July Jam(フィラデルフィア独立記念日ジャム)】では、ジェニファー・ハドソンやアロー・ブラックなどがパフォーマンスを行ない、英国を拠点とするエド・シーランが3時間に及ぶイベントを締めくくった。
シーランは、最新の米ビルボード・アルバム・チャート“Billboard 200”で1位に初登場したニュー・アルバム『x(マルティプライ)』からの「シング」や、「Aチーム ~飛べない天使たち~」を披露。クエストラヴやブラック・ソートなど、ヒップ・ホップグループ、ザ・ルーツのメンバーが出演した同イベントの模様は、VH1とパラディアで全米に生中継された。
また、「スーパー・ベース」や「ピルズ・アンド・ポーションズ」の他、「モーメント・フォー・ライフ」で締めくくったミナージュは、「フィラデルフィアはお気に入りの場所の1つよ」と聴衆に語りかけ、エネルギッシュなステージを披露した。
尚、ポップ・シンガーのアリアナ・グランデも出演が予定されていたものの、彼女の代理人は“家族の緊急事態”のため出演を辞退せざるを得なくなったことを発表した。
一方、ハドソンは「アンド・アイ・アム・テリング・ユー・アイム・ノット・ゴーイング」を筆頭に、彼女特有の迫力ある高音を披露。「スポットライト」を歌っている際には、フィラデルフィア市長のマイケル・ナッターが席から立ち上がり、頭を揺らしながら一緒に口ずさんでいた。
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