2011/07/27 00:00
9/8~9/18まで開催される第36回トロント国際映画祭に、PEARL JAMとU2のドキュメンタリー映画、そしてMADONNAが監督を務めた書き下ろし映画がプレミア公開される。
まずDAVIS GUGGENHEIMが手がけた映画『FROM THE SKY DOWN』は、U2の1991年のアルバム『ACHTUNG BABY』のレガシーを描いたドキュメンタリー作品で、9/8に同映画祭でプレミア公開される。
GUGGENHEIMは以前U2のギタリストTHE EDGEと共に、JIMMY PAGE、JACK WHITEなどもフィーチャーしたギター・ドキュメンタリー映画『IT MIGHT GET LOUD』を制作したことがある。
そして映画監督でロック史の専門家でもあるCAMERON CROWEが手がけた映画『PEARL JAM TWENTY』は、シアトル出身のベテラン・ロック・グループPEARL JAMの20年に及ぶ歴史を描いたドキュメンタリー作品で、9/10にプレミア公開される。その数日前、PEARL JAMはウィスコンシン州で開催されるLABOR DAY WEEKEND FESTIVALに出演し、結成20周年を祝うことになっている。
この『PEARL JAM TWENTY』は、1,200時間にも及ぶアーカイヴ映像からの選りすぐったフッテージと新たに収録されたインタビュー映像から構成されており、9/20からは全米とカナダの97の映画館で短期間上映されることも決定している。上映映画館名の全リストは、PJ20.comに掲載されているとのことだ。さらにすでに報じられているとおり、このドキュメンタリー映画は10/21の夜9時(東海岸時間)から、PBSの番組『AMERICAN MASTERS』のシリーズとして、テレビ放映されるという。
『PEARL JAM TWENTY』は映画祭への出典に加え、人気トーク・ショー『LATE NIGHT WITH JIMMY FALLON』の音楽ブッキング担当で、元BILLBOARDの編集者だったJONATHAN COHENが書き下ろしたオフィシャル・ブックがSIMON & SHUSTER社から出版されるほか、映画を監督したCAMERON CROWEの監修による29曲入りの2枚組サウンド・トラックもリリースされる。オフィシャル・ブックとCDは、どちらもPearlJam.comで先行予約を受け付けている。
PEARL JAMは9月にカナダでツアーを行い、11月には中米と南米でもコンサートを行う。
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