2011/07/25 00:00
自滅的な悪癖がその傑出した音楽的才能を翳らせていたソウル・ジャズのディーヴァ、AMY WINEHOUSEが7/23にロンドンの自宅で死体となって発見された、と警察が発表した。彼女は27歳だった。
WINEHOUSEは2006年にアルバム『BACK TO BLACK』で名声を掴んだ。そのジャズ、ソウル、ロック、クラシック・ポップのブレンドは世界的なヒットとなった。アルバムはグラミー5冠を受賞し、WINEHOUSEを盛り上げた黒髪と古めかしい水兵風のタトゥとともに音楽界のもっとも際立ったスターのひとりに押し上げた。しかし、ドラッグとアルコールの乱用、拒食症、破滅的な男女関係などにまみれた私生活が、じきにそのキャリアにも影響をもたらし始めた。
警察は、27歳の女性が北ロンドンのカムデン・スクエアにある自宅で死亡したと発表したが、死因は即座には判明していない。WINEHOUSEは救急車の二人の隊員が現場に着いたときにはすでに亡くなっていたという。
「私たちはあんなに才能あるミュージシャン/アーティスト/パフォーマーの突然の喪失に深く悲しんでいます」とユニバーサル・リパブリックのCEO、MORTE LIPMAN PRESSは語った。「AMYの家族、友人、ファンのみなさんにお悔やみを申し上げます」
彼女の父親のMITCH WINHOUSEはアメリカでの自分の初公演の準備のためにニューヨークに来ていたが、娘の死の知らせを聞いてすぐさまロンドンに戻ったという。
シンガーで女優のKELLY OSBOURNEは2008年にWINEHOUSEがドラッグ中毒の治療施設に入るのを手伝った。彼女はツイッターでこう嘆いていた。
「息ができない。あまりにも激しく泣いているから。親友のひとりを失ったばかり。AMY、永遠に愛してる。ほんとのあなたを絶対に忘れない」
先月、WINEHOUSEはベルグラード公演で歌がまともに歌えず、その後のヨーロッパ・カムバック・ツアーをキャンセルしていた。ヤジを飛ばされてステージを下りた彼女は飛行機で家に戻り、マネージメントは回復にはしばらくかかると言っていた。
WINEHOUSEが最後に公の場所に姿を現したのは、7/20のロンドンでのコンサートで、彼女は名付け娘のDIONNE BROMFIELDのステージに飛び入りしてBROMFIELDと一緒に踊り、アルバムを買うようにと観客に宣伝してステージを去った。
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