2014/06/04
先週、ワン・ダイレクションのゼイン・マリクがメンバーのルイ・トムリンソンとマリファナを吸っているビデオが流出し、中にはライブのチケットを燃やすファンまで出るなど、大きな波紋を呼んでいる。しかし、彼らの指導者であるサイモン・コーウェルは、心配することは何もないと語った。
ヘルス・ロッタリーのティー・パーティでコーウェルは米ゴシップ・サイト“デジタル・スパイ”に対し、「私が言えることは、彼らは今まで一緒に仕事をしてきた誰よりも一生懸命働く子たちだということだ。彼らは本当にファンを尊重しているし、イギリスが排出した偉大な存在だ……一緒に仕事するのが嬉しいし……私は今まで、道を外れたりファンに対する尊敬の念をなくしてしまった多くのアーティストと一緒に仕事をしてきたが、彼らは決してそんなことはしない」と話した。
コーウェルはワン・ダイレクションのメンバー達とよく電話で話をすることも強調している。
なお、リアム・ペインは5月31日、ワン・ダイレクションを代表してツイッターで謝罪。「僕たちはまだ20代で、みんながバカをする年頃……言い訳をするわけではないけど、僕たちは極端な環境の中でたくさん成長することがある一方、及ばないことがあるのも事実だ……時の試練に耐え、最終的にきちんと正されることを望んでいるし、これを当然のことと見ているわけではない。僕はここでこうしていられることに本当に感謝しているんだ」と綴った。
コーウェル指導のもと、2010年に行われたイギリス版オーディション番組『Xファクター』にてグループを結成し、彼のサイコ・レコードと契約したワン・ダイレクション。8月1日には、トロントのロジャース・センターを皮切りに長期にわたる北米スタジアム/アリーナ・ツアーをスタートさせる。
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