2014/05/20 12:00
現在ラストツアー開催中で、7月8日 横浜アリーナでの【BiS解散LIVE BiSなりの武道館】にて解散する異端児アイドルグループ BiS。最後の関西遠征で大阪なんばHatchと神戸太陽と虎のステージに立った。
<「nerve」1曲のみで本編終了。会場騒然。>
BiS大阪初ワンマン(http://bit.ly/1iY9nX2)から2年。
5月16日 大阪なんばHatchには、多くのアイドルやアーティスト含む約1400人の観客が集結。前日に27時間路上ライブ(http://bit.ly/1lidfon)を行った蜜矢や、プー・ルイ率いるLUI◇FRONTiC◇松隈JAPANのオープニングアクトを経て、大阪出身のウイぽん(太鼓持ち担当)プロデュース(http://amba.to/1n9AiTH)によるライブ本編はスタート。しかし彼女たちは「nerve」1曲のみで「ありがとうございました。BiSでしたー!」と撤収し、ウイぽんによる影アナ「本日の公演は終了しました。ご来場、まことにありがとうございました」も流れ出し、会場は騒然となる。
<のぞしゃん生誕祭にワールドカップ規模の特大横断幕>
しかし次の瞬間「IDOL is DEAD」が尋常じゃない爆音で鳴り響くと、BiSの6人は再登場するなりシャウト。凄まじい熱量でアンコール全16曲(ダブル/トリプルアンコールまで入れると全20曲)という前代未聞のアクトを駆け抜けてみせた。また、前代未聞と言えば、前日22歳の誕生日を迎えたばかりののぞしゃん(マイペース担当)を祝うべく、ファンがワールドカップ規模の特大横断幕を掲げ、メンバーを驚かせる場面も。6人中4人のメンバーが思いっきり助走をつけて一斉に客席へダイブした「レリビ」も印象的であった。
<BiSなりの覚醒剤撲滅キャンペーン「ダメ、ゼッタイ」>
翌17日。神戸 太陽と虎のステージに登場した彼女たちは、某大物アーティストのお面を着用しており(のぞしゃんだけ相方のお面)、全員口を揃えて「ダメ、ゼッタイ」と言った直後に拳を振り上げながら、かの名曲を禁断カバー。BiSの活動は常に時代の写し絵的ではあったものの、久しぶりの社会的メッセージが強く込められたアプローチ“BiSなりの覚醒剤撲滅キャンペーン”は、アイドルとしての枠組みを完全に超えており、観客の度肝を抜いた。
BiS、解散まであと49日。
取材&テキスト:平賀哲雄
撮影:河合太陽
◎BiS解散LIVE【BiSなりの武道館】
07月08日(火)横浜アリーナ
OPEN 15:30 / START 17:30
チケット好評発売中 http://bit.ly/1gURLvw
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