2011/06/22
6/20(月)に放送されたFOXテレビのニュース・トーク番組『THE O’REILLY FACTOR』で、ラッパーのLUPE FIASCOは司会のBILL O’REILLYとのトーク中にオバマ大統領の軍事政策に異を唱え、大統領のことを再び“テロリスト”と呼んで非難した。
この日、司会のO’REILLYはFIASCOの曲「WORDS I NECER SAID」のビデオ・クリップを流し、そこで歌われている“テロと戦うための戦争なんてクソ食らえだ。そんなものは、銃弾を使いたいがための言い訳でしかない”という歌詞をフィーチャーした。これに対してFIASCOは、歴代のアメリカ大統領と同じく外交政策においてテロとの戦いを支持するオバマ大統領の行動への異論を展開し、「テロリズムと戦うというのなら、本当のテロ、すなわち武器というテロを阻止するべきだと僕は思う。テロの根源にある武器を撲滅することが肝心なのに、それを使ってどうする」と非難した。
そしてFIASCOは、O’REILLYに対して「オサマ・ビン・ラディンを殺害するという大統領の決断には賛成だったが、2001年9/11の出来事への報復としてアフガニスタンに侵攻してまで殺害を実行したのはおかしい」とコメント。その発言を受けてO’REILLYは、「君は事実を簡略化し過ぎ、君を崇拝する若者たちへ向けてそれをメッセージとして伝えている。でもそのメッセージは事実とは異なる」と意見していた。
FIASCOは今月初旬にもCBSの番組『WHAT'S TRENDING』に出演し、その際にもオバマ大統領を“テロリスト”呼ばわりしていた。
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