2011/06/17 00:00
メタル・バンドのMETALLICAは、元VELVET UNDERGROUNDのフロントマンで伝説的なミュージシャンのLOU REEDと共にニュー・アルバムのレコーディングを行ったことを6/15(水)に公式ウェブサイトで明らかにした。
このコラボ企画は、2009年にニューヨークのマディソン・スクエア・ガーデンで行われた“THE ROCK AND HALL OF FAME”の25周年記念コンサートでステージを共にして以来、両者のあいだで実現させるべくずっと話し合われてきたアイデアとのことで、METALLICAによるとレコーディングはこの数ヶ月の間にサンフランシスコにバンドが所有するホーム・スタジオで行われたそうだ。
「METALLICAが関わった作品の中では、異例のスピードでレコーディングが進んだ作品で、全10曲を短期間のうちに収録できた。現段階では作品をいつファンに届けられるのかは未定だが、レコーディング自体は先週末に完了しており、今からリリースが楽しみだ」。
『ROLLING STONE』誌のインタビューの中で、REEDは今回のコラボのことを「紙の思し召しによる組み合わせだ」と語っており、一方METALLICAのドラマーLARS ULRICHはアルバムについて、「ほぼ90%完成しているが、現段階では僕らもLOUもレコード契約を結んでいないのでリリースについては確定していない。でも過去にこれほど自由を感じたことはないし、枠のない状態で制作を進められるのは最高の気分だよ。間違った方向へ行くことは有り得ないという確信を持つことは、まさに最強の武器だと思う」とコメントしている。
この新作からは、わずかワン・テイクで収録したという7分に及ぶ曲「PUMPING BLOOD」と、REEDがフロントを務めるナンバー「MISTRESS DREAD」の2曲がすでに披露されている。
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