2011/06/13 00:00
DEPECHE MODEの共同設立者であるMARTIN GOREとVINCE CLARKEがサイド・プロジェクトのためによりを戻し、これがグループの新しいコレクション『REMIXES 2:81』にも生かされている。
GOREによると、彼は1981年に脱退してYAZOOやERASUREを結成したCLARKEに頼んで『REMIXES 2』のために「BEHIND THE WHEEL」のリミックスをしてもらった。というのも、二人は「あらゆる種類のダンスやインストゥルメンタル」という新しい音楽に一緒に取り組んでいるからだ。
「突然(CLARKEから)『テクノ・アルバムを作ることに興味があるんだけど、コラボレートすることに興味ない?』っていうEメールをもらったんだ。
9ヶ月か1年ぐらい前のことだよ。『プレッシャーもなく、締め切りもなしで』って彼が言ったから『いいよ』って言ったんだ。そして過去6ヶ月取り組んでいたのがそれなのさ」
GOREによると、レコーディングを終えてからリミックスに入ったそうだ。「ちょっと違うものだからね。僕たちはそれについて会話もしなかったよ。Eメールとファイル・シェアリングで進めた。まったく違うんだ――ボーカルなしのオール・インストゥルメンタルだからね」
『REMIXES 3/81-11』が出たばかりで、ERASUREのアルバムも今年後半に出るので、GOREもCLARKEもリリース日を含めてプロジェクトの細部を漏らそうしない。「早く完成しても、日の目を見るのに時間がかかるかもね」とGOREは言う。
『REMISES 2』に貢献している元DEPECHE MODEのメンバーはCLARKEだけではない。CLARKEの後釜で、その14年後にバンドを脱退したALAN WILDERも「IN CHAINS」をリミックスしている。「ALANは最後のツアーのおりにロイヤル・アルバート・ホールでチャリティをやったとき、スペシャル・ゲストとして一緒にプレイしてくれたんだ。以来良く会うようになったよ」
「2,3年前だったらALANとVINCEが僕たちとひとつのプロジェクトをやるなんてありそうもなく思えたんだけどね。今は全員いい感じになっていて、そんなに奇妙には思えないよ」
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