2014/04/10
2011年春のデビュー以来、全裸MV等の過激なアクション故にメンバー交代を繰り返してきた異端児アイドルグループ BiS。4月9日 新宿ロフトプラスワンにてトークイベント【アイドルのかっこわるい終わり方】を開催した。
<ベルハー運営や元BiSメンバーも出演 問題発言も多数炸裂>
このイベントは、7月8日 横浜アリーナでのワンマンライブにて解散するBiSの終わり方についてトークする目的で、BiSメンバーや渡辺淳之介(マネージャー)の他に、田中紘治(BELLRING少女ハート・ディレクター)や元メンバーのユケ(モルヒネ東京)、りなはむ(アキシブproject)もゲスト出演。お酒を呑みながら語るスタイル故に出演者も観客も酩酊状態に陥り、りなはむが脱退した理由や、アイドルをメジャーデビューさせるとマネージャーがモテる話、メンバーの給料など、どうでもいいプライベートトークから問題発言まで、序盤からカオティックなトークが展開された。
<メンバー 生誕祭&ブチギレ&号泣&必死にフォロー&田原総一朗>
また、BiS現役メンバー6人と前述の元メンバー2人が全員登場すると、りなはむの生誕祭が突如始まったり、のぞしゃん(マイペース担当)やテンテン(殺し屋担当)やサキ様(ハンサム担当)が身勝手な渡辺マネージャーにブチギレたり、古参ファンと新参ファンの確執にプー・ルイ(リーダー)が困惑して泣き出したり、それを何故か辞めたメンバーであるユケが必死にフォローしたり、その状況をウイぽん(太鼓持ち担当)が田原総一朗ばりの司会で何とか収拾しようとしたりで、楽しいはずの宴が消耗戦へ。客席からもヤジや怒号が飛び交う。
<「横浜アリーナ、一緒にライブやりませんか?」>
そんな状況下で渡辺マネージャーは、泥酔しながらも元メンバーのユケとりなはむに向かって、唐突に「横浜アリーナ、一緒にライブやりませんか?」と出演交渉。これを酔った勢いでのアクションと捉えたメンバーやファンからはエーイング、ブーイング、反論が飛び交うも、「僕は単純に(歴代メンバー)全員出たらいいと思って。全員で立ちたいじゃん。全員で踊ったほうが楽しくない?」等と熱く語り続ける。
拍手を送るファン。納得いかないファン。本当は6人だけで最後を飾りたかった現メンバー。協力できるならしたい元メンバー。様々な想いが交錯する中、プー・ルイは「ウチら6人じゃ横浜アリーナ埋めれないんで、ヨコヤマリナ(りなはむ)さんとナカヤマユキコ(ユケ)さん、横浜アリーナ、一緒に立ってもらえませんか?」と、頭を下げる。これにユケは泣きながら「一緒に立ちたいって言ってくれるなら……よろしくお願いします!」と答え、りなはむも賛同。
<「6人で立てれるんだったら立ちたかったよね!」>
そして「リハーサルだね、横浜アリーナの」と、BiS史上最大人数となる8人のライブを始めようとするのだが、ここでプー・ルイが「悔しいよね。ウチら6人で立てれるんだったら立ちたかったよね!」と言い出し、結局、横浜アリーナがどうなるのか“?”状態となる。それでも「ドリームBiSだ!」と、デビュー当時からの代表曲である「nerve」「Give me your love 全部」を披露し、酔っ払った観客たちはステージに登ったりと、いつも以上に大暴れ。かつては有り得なかった奇跡の共演を堪能していた。
取材&テキスト:平賀哲雄
撮影:内山直也
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