2014/03/28
ファレルの「ハッピー」が5週目のNo.1となり、3月のシングルチャートを制した4月5日HOT100チャート。
70年代風のサウンドが老若男女幅広い層に支持され、大作PVを含め、とにかく大ヒットを記録している「ハッピー」。5週目の首位は、昨年12週をキープしたロビン・シックの「ブラード・ラインズ」に続く記録で、そのテイストが類似していることからも、エレクトロから生音へ新たなサウンドへの時代を切り拓き、ファレル自身の知名度をさらに拡大させた1年になったといえるだろう。
女王ケイティが再び、返り咲きを果たすと思いきや、今週は3位に後退。かわって首位を狙うのは、ついに2位まで到達したジョン・レジェンドの「オール・オブ・ミー」。ピアノの弾き語りが美しいナンバーで、アメリカはもちろん各国でウエディング・ソングの定番として定着しつつある。時代を感じさせない錆びない名曲として語り継がれそうだ。
そして14日に公開されて以来、日本でも大ヒットを記録しV2を達成した『アナと雪の女王』の主題歌である「レット・イット・ゴー」が再びTOP10入りを果たし、自己最高の5位まで上昇。このイディナ・メンゼルのヴァージョンを劇中でカヴァーした松たか子の「ありのままで」も、日本のみならず世界各国で美しすぎると大きな話題を呼んでいて、ジャパン・チャートではイディナ・メンゼルが4位、松たか子が5位、エンディング・テーマ曲として提供したMay.Jのヴァージョンが16位と、日本でもTOP20中に3曲がランクインを果たすというアナと雪の女王フィーバーが巻き起こっている。
新たにTOP20入りを果たしたのは、19位に上昇した、アヴィーチーの「ヘイ・ブラザー」。昨年、デビュー作『トゥルー』から「ウェイク・ミー・アップ」がモンスターヒットとなり、大ブレイクを果たしたアヴィーチーの最新シングルで、ドイツ、ニュージーランド、オーストラリオアをはじめ、すでに6カ国でNo.1、UKでは2位まで上昇し、ビッグヒットを記録している。アメリカでもTOP10入りが予想されていて、12月に公開されたビデオは視聴3500万回を突破した。
昨年の年間首位を獲得したジャスティン・ティンバーレイクの『20/20 エクスペリエンス』の続編『20/20 エクスペリエンス 2/2』から、「ノット・ア・バッド・シング」のビデオが公開となり、先週の42位から27位までジャンプした。本作から初のTOP10入りなるか、期待が高まる。
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