2011/05/27
JIMMY BUFFETTがビデオゲーム・メーカーのTHQとパートナーシップ契約を結び、FacebookおよびiOS(iPhone、iPad、iPod TouchなどのOSサービス)において秋から3Dによるビデオゲーム『MARGARITAVILLE』を展開することになった。ちなみに最初のお披露目となるのはロサンゼルスで行われるゲーム・ショー“E3”で、ターゲットとなるのは“PARROTHEADS”と呼ばれるBUFFEETTの献身的なフォロワーたちに加え、Facebookで“FARMVILLE”というゲームをプレイする4,500万人のユーザーたちとのことだ。
現在ツアーに出ているBUFFETTだが、E3ではTHQ社のブースを訪れてゲームのプロモーションを行うことになっている。
EXPLODING BARREL GAMESが開発を手掛けたこのゲームは、トロピカルな雰囲気をフィーチャーした3D仕様で、BUFFETTの音楽をすべて網羅している。ゲームのプレイヤーは自分だけのアイランド・リゾートを作ることができ、CAPTAIN TONYやJOE MERCHANTといったBUFFETTの楽曲の中に登場するキャラクターたちとつながりを持ったり、自分独自のバンドを作ることもできるという。
またゲーム化にあたっては、ハリウッドの映画プロデューサーFRANK MARSHALLが責任を担ったそうで、THQ社はゲームの開発の際に映画監督M. NIGHT SHYAMALINの作品『THE LAST AIRBENDER』をベースに作業を進めたとのことだ。
このゲームはTHQ社にとって、昨年発売した『UFC UNDISPUTED FIGHT NATION』に続く2作目のソーシャル・ゲームとなり、3作目はE3の開催後にアナウンスするという。
これまでにもLADY GAGAやDR. DREなどのミュージシャンがZYNGA社とパートナーシップを締結し、『CITYVILLE』や『MAFIA WARS』といったゲームでファンと交流を結んできた。しかしそれは飽くまでも音楽プロモーションのためであり、オンライン・ゲーム市場に単体で本格参入したミュージシャンは、BUFFETTが初めてとなる。
自ら経営するレストラン・チェーン“CHEESEBURGER IN PARADISE”と同様、BUFFETTはまたユニークな方法でファンとつながりを持つことになりそうだ。
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