2011/05/25 00:00
2009年の『SONGS IN THE KEY OF LOVE & HATE』に続くスタジオ・アルバムの制作を試みたものの、結局は断念してしまったPUDDLE OF MUDD。しかしその経験がカバー・アルバム『RE:(DISC)OVERED』の制作への方向転換を促し、アルバムはこの8/2にリリースされる。
ギタリストのPAUL PHILLIPSはBillboard.comの取材に際し、「バンド結成以来、僕らはノンストップで走ってきた。アルバム制作のあとはツアーをこなし、それが終わるとリハーサル。そしてまた次のアルバムを作って、再びツアーに出るという繰り返しだった。全員が完全に消耗し切ってしまい、新作の曲作りを進めようとしたが機は熟していなかった。一方、僕らはこれまでにACDCの「TNT」やTHE STEVE MILLER BANDの「THE JOKER」のカバーを演奏していて、それがあまりに楽しかったので、他の曲のカバーもいろいろ演奏するようになったんだ。そこで急遽、カバー・アルバムを作るという案が浮上した。作業は最高に楽しかったし、一気に制作が進んだよ」と語っている。
このカバー集『RE:DISC』OVERED』には全15曲が収録されている。そしてそのうちの11曲はプロデューサーBILL APPLEBERRYと共に、STONE TEMPLE PILOTSのドラマーERIC KRETZがロサンゼルスに所有するスタジオTHE BOMB SHELTERで1月~2月のあいだに録音された楽曲だ。
アルバムからの第1弾シングルとなるのは、THE ROLLING STONESの「GIMME SHELTER」のカバーで、ラジオでは6月半ばにエア・プレイが解禁される。そのほか、アルバムにはFREEの「ALL RIGHT NOW」、BAD COMPANYの「SHOOTING STAR」、NEIL YOUNGの「OLD MAN」、LED ZEPPELINの「D’YER M’KER」、「ELTON JOHNの「ROCKET MAN」などが収録されている。
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