2014/03/13
ピアニスト小菅優が、「平成25年度(第64回)芸術選奨音楽部門 文部科学大臣新人賞」を受賞することが3月13日、決定した。
主な受賞理由は、2010年より行われている「小菅優 ベートーヴェン・ピアノ・ソナタ全曲演奏会シリーズ」(紀尾井ホール・いずみホール)における、小菅の優れた造形力と豊かで強靱な表現力、そしてこれと並行する“ベートーヴェンのピアノ・ソナタ全曲録音プロジェクト”の成果が挙げられた。また、ヘンツェのピアノ協奏曲をはじめとする現代作品への意欲的な取り組みも受賞理由の一つとして挙げられており、「今後への期待も大きい」と評された。
その他、新人賞には石井裕也監督や、水樹奈々ら計11名が受賞した。
◎小菅優 プロフィール
抜群のテクニックと美しい音色、強い集中力と厚い情感で聴く者を魅了、今最も注目され、評価の高いピアニストである。2005年カーネギーホールでニューヨーク・デビュー、06年ザルツブルク音楽祭で日本人ピアニストとして2人目となるリサイタル・デビューを果たし大成功を収めた。2010年ザルツブルク音楽祭で、ポゴレリッチの代役を務め、絶賛。録音は 最新盤の「モーツァルト:ピアノ 協奏曲第20番&第22番」 を含む11枚のCDをソニーからリリースしている。第13回新日鉄音楽賞、アメリカ・ワシントン賞、第8回ホテルオークラ音楽賞、第17回出光音楽賞を受賞。
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