2011/05/13
頭を剃ってスキンヘッドにし、無謀運転で逮捕され、見るからに自らのキャリアをコントロールできない状態になって以来、ポップ・シンガーBRITNEY SPEARSの精神状態についてはずっと周囲から疑問の声があがっていた。現在は最新アルバムが大ヒットし、間もなくツアーもスタートさせることで再びキャリアが上向きになっているが、彼女の精神的能力に関しては依然として問題視する向きが多い。
そんな中、BRITNEYの元マネージャーSAM LUFTIが彼女の母親LYNNE SPEARSに対して訴訟を起こしている問題で、LUFTIはBRITNEY自身から宣誓供述を取ることを希望。しかし両親は「娘は精神的に証言できる状態ではない」として拒絶している。そして今週月曜日にロサンゼルスの高等裁判所で行われた審問で、LUFTIは裁判長に対してSPEARSの両親の言い分が事実かどうかを見極めるため、BRITNEYの精神鑑定を命じてほしいと依頼をしたという。
現在の復活劇とは裏腹に、BRITNEYは依然として父親であるJAMES PERNELL SPEARSおよび一家の弁護士ANDREW WALLETの保護管理下に置かれており、両者は2008年に解雇したLUFTIにBRITNEYが接近し過ぎることに躊躇しているという。
母親LYNNE SPEARSが回想録『THROUGH THE STORM』で記した内容によると、LUFTIは秘密裏にBRITNEYを麻薬漬けにし、会話や行動能力を遮断することによって、自らをセレブの“門番”としての地位に押し上げたという。しかしこの言い分は事実ではないとしてLUFTIは反論し、すでに彼がBRITNEYと関わった時点で彼女の人生は混乱状態にあったと主張。昨年の11月にLYNNE SPEARSに対して名誉毀損の訴えを起こした。以来、両者の対立は続いている状態で、LUFTIはBRITNEY自身から話を聞くことを望んでいる。
またLUFTIは、MTVによる彼女のドキュメンタリー映像、間もなくワールド・ツアーを開始するという事実、そして3月に行われたRYAN SEACRESTとのインタビューを状況証拠として示し、BRITNEYが以前のようなウィットに富んだ会話ができているまともな状態であることを指摘している。
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