2011/05/13
イギリスで7月にTHE WHOの『TOMMY』を公開したあと、ROGER DALTREYは有名なロック・オペラをこの秋北米に持ってくるつもりだ。
DALTREYと彼のバンドは9/13のフロリダ州ハリウッド公演を皮切りに28回の『TOMMY』公演をスタートさせ、11/2のウィニペグまでアリーナやシアター、カジノなどを回る。この試みは『TOMMY』の作曲者でWHOのギタリストであるPETE TOWNSHENDの賛同も得ており、彼は「ROGERが『TOMMY』を彼のバンドと2011年に演奏しているのを見るのは素晴らしい。精神的には私もそこにいる。ROGERは私の完全にして愛情溢れる支援を得ている」と声明文の中で述べている。
このツアーはWHOが1989年に再結成して以来初めて『TOMMY』が北米でそっくりそのまま上映される機会となる。DALTREYは彼のプロダクション(3/25にロンドンのロイヤル・アルバート・ホールでのティーンエイジ・カンサー・トラストで初公開された)を「今日のオーディエンスのための違った視点からの『TOMMY』ショー」と呼んでおり、TOWNSHENDも「より広いマテリアルを中心にした、オリジナル作品の忠実な再現。
ROGERと彼の新しいバンドによる古い歌の再解釈の仕方を聞くのは素晴らしい」と、そのアプローチに賛成している。
DALTREYによると彼のソロ・グループはギターにTOWNSHENDの弟のSIMON、リード・ギターにFRANK SIMES、ベースにJON BUTTON、キーボードにLOREN GOLD、ドラムにSCOTT DEAVOURSをフィーチャーしており、THE WHOほどプレッシャーを感じないことをやるのにピッタリだそうだ。DALTREYは「僕はこのプロジェクトのシアトリカルな面により興味がある。音楽を演奏するだけじゃなくて、ショーでなくちゃダメなんだ。そうでないならレコードを聞いていればいいんだからね。それに僕たちには『TOMMY』と『QUADROPHENIA』という2つのショーがあるんだからね」
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