2014/02/18
一流アーティストのコンサートが2000円前後や無料で気軽に楽しめるクラシック音楽祭【ラ・フォル・ジュルネ・オ・ジャポン(LFJ)2014】の記者発表が2月17日に開催された。
2005年から続く本イベントは、ゴールデンウィークの風物詩として多くの人々に親しまれ、通算動員数は延べ577万人にものぼる。今年は記念すべき第10回目として、これまで取り上げた9人の作曲家と、アメリカ音楽からガーシュウィンが集結する。
本イベントのアンバサダーを務める石丸幹二は、初めてLFJに参加した時のことを「ホールに行くまで様々な家族連れの方が楽しんでいらっしゃって圧倒された。」と振り返った。出演者としても参加している石丸にとって、特に思い出深いのは【0歳からのコンサート】だ。司会者としてオファーが来たときは「赤ちゃんが、はたしてコンサートを聴いてくれるのか。」と躊躇したという。だが実際舞台に上がってみると「子供たちは、何が起こるか分からずワクワクした気持ちで待ってくれている。舞台に立つ側が音楽を楽しむ心を持っていたら、素直に楽しんでくれることが感じられた。」と語った。また、アーティスティック・ディレクターを務めるルネ・マルタンは今年注目のアーティストについて、初来日となるタタルスタン国立交響楽団やピアニストのレミ・ジュニエとルーカス・ゲニューシャスらを紹介し、「若い才能の発見を楽しんで。」と語った。
クラシック以外に、小曽根真や渋さ知らズなどの公演でも盛り上がりを見せるLFJだが、今年はエレクトロ・ミュージックとクラシック音楽の要素を組み合わせたパフォーマンスによって世界で活躍するMURCOFも登場。幅広いジャンルのアーティスト達が、ラ・フォル・ジュルネ・オ・ジャポン「熱狂の日」音楽祭2014を盛り上げる。
◎開催概要【ラ・フォル・ジュルネ・オ・ジャポン「熱狂の日」音楽祭2014】
テーマ:10回記念 祝祭の日 <主な作曲家:ベートーヴェン、モーツァルト、ドヴォルザーク、シューベルト、ヴィヴァルディ、ショパン、ブラームス、チャイコフスキー、ラヴェル、ガーシュウィン>
日程:2014年5月3日(土・祝)~5月5日(月・祝)
※5月2日(金)前夜祭スペシャルイベント
会場:東京国際フォーラム、よみうりホール、よみうり大手町ホール及び大手町、丸の内、有楽町エリア
More info:
http://www.lfj.jp/lfj_2014/
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