2014/02/14
ケイティ・ペリー&ジューシィ・Jの「ダーク・ホース」が堂々の3週目首位となった2月22日HOT100チャート。
グラミー賞でのパフォーマンス効果もあり、3週目にして最高ポイントをマークしNo.1となった「ダーク・ホース」。リミックスのデジタル・セールスも好調で、公式サイトのストリーミング回数は4300万回を突破。そして今月中にはプロモーション・ビデオの完成も予定されていて、4週目のNo.1は確実か!?
女王・ケイティに挑むのはグラミー賞で多数ノミネートされ、昨年は最も稼いだプロデューサー兼、ラッパーのファレル。映画『怪盗グルーのミニオン危機一発』の提供曲である「ハッピー」は、アカデミー賞授賞式で歌曲賞にノミネートされたことに加え、先日CMソングにも起用されたこともあり、先週の8位から2位に急上昇。話題となっている24時間ノンストップのプロモーション・ビデオは、5600万回を突破し、このままセールス、ストリーミングが伸び続ければ、ビデオ完成前に、一旦「ダーク・ホース」から首位を略奪できる可能性もある。
4位の「セイ・サムシング」(クリスティーナ・アギレラ&ア・グレート・ビッグ・ワールド)や、5位のパッセンジャーが歌う「レット・ハー・ゴー」など、寒い季節に心温まるような美しいバラードが好調。一方で、ピットブル&ケシャの「ティンバー」(今週6位)のパーティー・チューンが3週間首位を獲得したことを受け、新たにフロア・ライク・ナンバーとしてTOP3入りを果たしたのが、ジェイソン・デルーロの「トーク・ダーティー」。初のTOP10入りを果たしてから、3週目でTOP3入りと上昇率も高く、安定したポイントを獲得している。デビュー曲「ワッチャ・セイ」でNo.1を獲得して以来となるTOP3入りで、パートナーの2チェインズにとっては、昨年エイサップ・ロッキーの「ファッキン・プロブレムス」で共演した際、8位を獲得して以来のTOP10入り、初のTOP3入りとなる。
グラミー賞のパフォーマンス効果で、先週2位まで急上昇したビヨンセ&ジェイ・Zの「ドランク・イン・ラブ」は、8位にダウン。一方、年間最優秀楽曲賞を受賞したロードの「チーム」が9位にアップ。受賞曲「ロイヤルズ」は12位にダウンしたため、シングルチャートでのグラミー効果は先週付に留まったかと思われる。
TOP10以下では、TOP10入りは果たしていないものの、20位以内をキープし続けている、エリー・ゴールディングの「バーン」(14位)や、ジョン・レジェンドの「オール・オブ・ミー」(15位)が好調。18位にブロードウェイのミュージカル女優である、イディナ・メンゼルの「レット・イット・ゴー」が、先週の24位からTOP20入りを果たした。この曲は、サントラ盤が4週のNo.1を記録した映画『アナと雪の女王』の提供曲でアカデミー賞で歌曲賞ノミネートされていることから、今後TOP10入りを果たす可能性が高い。
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