2011/04/22
“WEIRD” AL YANKOVICは、このほど「BORN THIS WAY」のパロディー・バージョンの制作にLADY GAGA本人から正式な許諾をもらったことを明らかにした。当初はGAGAから楽曲使用を拒否されたと語っていたが、このほど正式な承認を取り付けることに成功したようで、問題の曲は彼の次のアルバムに収録されることになるもようだ。
YANKOVICHは4/20(水)、YouTubeに「PERFORM THIS WAY」の歌詞だけを載せたビデオを投稿するとともに、ブログに長いメッセージを掲載した。その中で彼はGAGAに対する非難の気持ちを記し、「こうなったら彼女からの最終的な拒否をもらう前に、パロディーの完全版をレコーディングして披露しちゃう」と書き込んでいた。
しかしその後の新たな投稿によると、実はGAGAのマネージャーがパロディー化の話を勝手に断っていたことを認めたそうで、GAGAに話を通す前に自分の判断でダメ出しをしていたことが発覚したのだそうだ。
そんなわけでパロディー版はめでたくGAGA本人からの許諾も降り、YANKOVICHは「GAGAはこの曲を愛しているし、僕のバージョンもいろんなところで聴かれるとうれしいな。彼女のことはすごく尊敬しているし崇拝している。だから彼女のユーモアのセンスがないと思われるのは僕も心外だからこの曲を作ったわけだし、何よりも僕自身がアルバムを出さないとならないからね!」と記している。
「PERFORM THIS WAY」は、2006年の『STRAIGHT OUTTA LYNWOOD』に続くニュー・アルバムからのリード・シングルになる見通しで、LADY GAGAの過激なパフォーマンス・スタイルと異様なファッションをパロディーにしており、“スイス・チーズを身に付けたり、ミツバチで体を覆っているかもしれない。でも、だからといって私がクレイジーってことにはならないわ。だってこれが私のパフォーマンスのやり方なんだもの”とYANKOVICHは熱唱する。
また彼はブログの投稿の中で、この曲および間もなくリリースするミュージック・ビデオからの収益金は、すべてTHE HUMAN RIGHTS CAMPAIGNへ寄付するとコメントしており、「ありがとう、GAGA。そして僕を応援してくれた皆、本当に感謝している」と記している。
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