2011/04/21 00:00
RON ASHETONは2010年にTHE STOOGESがロックの殿堂入りするときにはもう亡くなっていた。しかし、グループの故共同創設者は4/19、故郷のミシガン州アン・アーバーでの、考えられる限り最大音量のイベントで褒め称えられたのだった。
姉妹のKATHY ASHETONがまとめ、IGGY POPが企画し、ミシガン・シアターで行なわれた2時間半のイベントは、2009年1/6に60歳で亡くなったASHETONに捧げられた言葉と音楽を混ぜ合わせたものだった。STOOGESならではの荒々しさは溢れていたものの、より情熱的で、グループやゲストはイベントやファンの気持ちに沿うよう幅広いレパートリーを披露した。1,700枚のチケットは1時間以内で売り切れていた。
アン・アーバーのニュートラル・ゾーン・ティーン・センターの4人組、SPACE AGE TOASTIESの元気なオープニング・セットとSTOOGESの歌のオーケストラ演奏を伴奏にしたスライドショーに続き、MCのHENRY ROLLINGの率いるバンドが「I GOT A RIGHT」を演奏。その後POPが登場して、共同創立者でドラマーのSCOTT “ROCK ACTION” ASHETON、”RAW POWER”ギタリストのJAMES WILLIAMSON、長年のサックス奏者、STEVE MACKAY、2003年以来のベーシストであるMIKE WATTとともにSTOOGESのパフォーマンスを開始した。
64歳の誕生日の2日前だというのに、いつものようにシャツなしでギンギンのPOPは会場をあっと言う間に狂気の大混乱に陥れてしまった。「RAW POWER」、「SEARCH AND DESTROY」、「GIMME DANGER」などのムチャクチャ激しい演奏に続き、POPな「SHAKE APPEAL」で観客をステージに上げて陶酔的なアナーキーぶりを見せつけた。その後も「BEYOND THE LINE」、「1970」、「FUN HOUSE」、「OPEN UP AND BLEED」そしてオーケストラを加えた「I WANNA BE YOUR DOG」など、まったくエネルギーが途絶えることはなかった。
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