2014/02/07 11:00
グラミー賞ノミネート作品が上昇する中、尚強さをみせる『アナと雪の女王』のサントラ盤がNo.1を死守した2月15日アルバムチャート。
シングル(HOT100)チャート共に、アルバムチャートでも、1月26日に開催された、グラミー賞のノミネート・アルバムが順位を伸ばした、今週のチャートアクション。その中でも、『アナと雪の女王』のサウンドトラックは、未だ10万枚近いセールスを記録し、累計4週目の首位を獲得する快挙をみせた。
首位交代と予想された、『2014 GRAMMY(R)ノミニーズ』は、『アナと雪の女王』とは僅差であったものの、その勢いには届かず2位に停滞。年間最優秀楽曲賞を受賞した「ロイヤルズ」を含む、ロードのデビューアルバム『ピュア・ヒロイン』は、68,000枚とセールスを伸ばし、TOP3入りを果たした。ロードは2ndシングル「チーム」も10位にランクイン中で、この春はTOP10内をキープする、ロングヒットを記録しそうだ。
5位にダウンしたものの、セールスは上昇したビヨンセ『ビヨンセ』は、48,000枚を獲得。夫ジェイ・Zと、グラミーで披露した「ドランク・イン・ラブ」が、今週2位までランクアップし、初動枚数61万枚を獲得した、昨年の12月28日付初登場から、TOP10内にキープし続けるヒットとなっている。
先週の18位から7位に10ランクアップした、ブルーノ・マーズの『アンオーソドックス・ジュークボックス』、11位から8位に返り咲きした、イマジン・ドラゴンズの『ナイト・ヴィジョンズ』、9位に停滞した、ケイティ・ペリーの『プリズム』、そして、最優秀アルバム賞と最優秀レコード賞を獲得した、ダフト・パンクの『ランダム・アクセス・メモリーズ』は予想通り、先週の39位から10位に、グラミー賞ノミネート作品、パフォーマンスしたアーティストのアルバムが、一気にTOP10入りを果たしている。
TOP10以下でも、11位には主要部門でノミネートを果たした、マックルモア&ライアン・ルイスの『ザ・ヘイスト』、12位に新人賞ノミネート、カントリー・ソングで受賞を果たした、ケイシー・マスグレイヴスの『セイム・トレイラー・ディッフレント・パーク』が、先週の28位から急上昇。そして、受賞は逃したものの、計7部門でノミネートを受けていた、ケンドリック・ラマーの『グッド・キッド、マッド・シティー』も、21位までランクアップする等、次週以降TOP10入りを狙う、グラミー・ノミネート・アルバムが上昇中。
そんな中、4位にはへヴィメタル・バンドのオブ・マイス・アンド・メン、待望の3rdアルバムが、6位にはクリスチャン・バンドのキャスティング・クラウンズの新作がランクインを果たした。キャスティング・クラウンズにとっては、5作連続の、オブ・マイス・アンド・メンにとっては初のTOP10入りとなった。
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