2014/02/04 17:58
1stフルアルバム『田中らボタモチ』をリリースしたばかりの新人シンガーソング・ライター、ティーナ・カリーナの初のビルボードライブ東京公演が、2月3日に開催された。
ステージの中央に、すっと明かりが射すと澄み切った美しい高音とともに、「Counting all the days」で幕開け。自己紹介代わりの関西弁泣き歌ソングや、10年来の付き合いだというnakaokaan(gt.)との「帰り道」、初めて一人暮らしを始めた時に、寂しい時にそっと寄り添えるような曲になれればと思って書いた「流れる涙はそのままで」など、飾らない言葉で等身大の気持ちを綴った曲の数々が届けられた。
MCシーンでは開口一番、「めっちゃ嬉しいんですけどー!!」と満面の笑顔。「ビルボードでのライブが、すごい楽しみでした。楽屋がまず広くて綺麗。しかも、お手洗いにわざわざ英語の注意書きが書かれてて、びっくり。」と客席の笑いを誘った。また「今日は節分なんですよね。だから、豆を28個も食べなあかん。」と語ると、思わず客席から「もう、そんな(歳)になるの!」と声が飛び、親密な空間ならではのトークが繰り広げられた。
彼女の書く詩には失恋のストーリーが多いが、一つ一つの言葉に向き合う真摯な歌声には、悲しくても、もう一歩進める気がすると思える勇気や、温かく包み込んでくれるような優しさがある。コンサートの最後は、ステージバックの夜景とともに彼女の代名詞と言える曲で締めくくられた。初の全国ツアーは、北海道、愛知、そして最終公演の2月15日ビルボードライブ大阪まで続く。
◎ティーナ・カリーナ TOUR2014【田中らボタモチ】
1月30日(木)仙台darwin
2月3日(月)ビルボードライブ東京
2月8日(土)札幌cube garden
2月13日(木)名古屋CLUB QUATTRO
2月15日(土)ビルボードライブ大阪
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