2014/02/04 15:48
自身がコーディネートした着物姿で登場した井浦新
京都創生PR事業「京あるきin東京2014~恋する京都ウィークス~」オープニングイベントが4日、東京都内で行われ、俳優の井浦新が京友禅の着物姿で登場した。
本イベントは、京都市が“国家戦略としての京都創生”の取り組みや京都の魅力を発信するために開催。井浦は十数年にわたって京都に旅しているといい、「京都は伝統文化の原点というか、日本各地へ伝統文化が流れていて、その根源がすべて京都にあるというのが最大の魅力です。歴史、文化の奥行きが圧倒的に深い」と魅力を語った。
この日の着物は「羽裏は自分でデザインし、素材や色をコーディネートさせてもらったものを京都であつらえてもらいました」というオリジナル。さらに長じゅばんは「大好きな絵師の残した龍と虎の絵柄をモチーフに使っています。人に見せるものではないので、自分だけが楽しむものですね」とこだわりを語った。
また、自身の思う今後の課題について「文化に触れる機会をつくってくださる方以外にも、出会い方が分からなかったり興味がない若い世代の人たちをどう巻き込んで面白さを伝えていけるか」と提案。「イベントだけでなく、ひとつの事業や毎年の祭典などになれば身近なものになっていくのではないかと思います」と呼び掛けた。
お薦めのデートスポットを問われると「有名なところからあまり知られていないところまで神社がずば抜けて多いので、一緒に巡って絵馬を書いたりおみくじを引いたり、作法を楽しんだりすることで距離が縮まるのでは」とアドバイス。自身は「好きな人を連れて行くなら、家族と行って普段できないおはらいなどをしてみたい。特別なことだと思うので」と語った。
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