2011/04/13
1人の人間の音楽キャリアが、生と死にかかわる事態に発展ことはそうあることではない。しかし飛ぶ鳥を落とす勢いのイギリスのシンガー・ソングライターJESSIE Jは、まさにそんな恐怖を味わった1人だったようだ。
「昨晩、ブリストルでのステージを終えた時、今までに見たこともないような数のファンが集まってきたの。そして2時間近くに渡って、ファンはバスに乗り込もうとしたり、私につかみかかろうとしたり、写真やサインをねだってきたわ。持っているバッヂにサインしてという人もいれば、オッパイにサインしてという人もいたのよ。あまりにすごい勢いなので、ある男性ファンには、“お願い、私を殺さないで”と頼んだくらい」とJESSIE Jは語っている。
その前日に行ったグラスゴーでのコンサートでは、狂喜したファンが叫びながらアリーナに下りてきたため、サウンド・システムがショートしてしまったそうだ。そしてステージ上にいた彼女には、ノートやらメッセージを書いたものなど様々な物が投げつけられたという。
JESSICA CORNISHことJESSIE J(23歳)は、今年1月に小粋なレゲエ風の第1弾シングル「DO IT LIKE A DUDE」がUKシングル・チャートで最高位2位まで上昇したのち人気が爆発し、その後B.o.B.をフィチャーしたオールド・ソウル風の陽気なアンセム・ナンバー「PRICE TAG」はNo.1を獲得する躍進振りを見せている。この「PRICE TAG」は、世界40ヶ国で初登場40位圏内に入るヒットとなり、3月初旬にリリースしたデビュー・アルバム『WHO YOU ARE』も初登場2位という成績で、2011年のBRIT AWARDSでは“CRITICS’ CHOICE PRIZE”を獲得したほか、BBCの“SOUND OF 2011”も手中に収めている。
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