2011/04/06
長い活動休止のあと、JILL SCOTTのファンは新しい音楽をダブルでゲットすることになった。彼女が新しくディストリビューション契約を結んだワーナー・ブラザーズからの1STアルバム『THE LIGHT OF THE SUN』は、初夏の発表予定。1STシングルはEVEをフィーチャーした「SHAME」で4/5にリリースされた。一方、SCOTTの元のレーベル、 ヒドゥン・ビーチ・レコーディングスは晩春に『JUST BEFORE DAWN: JILL SCOTT FROM THE VAULT, VOL.1』を発表すべく準備中。このプロジェクトのリード・シングルはBILL WITHERSのクラシック「LOVELY DAY」のカバーだ。
これまでにリリースされていないSCOTTのプロジェクトの第一弾とされる『JUST BEFORE DAWN』はSCOTTとヒドゥン・ビーチ間の昨年の訴訟問題の友好的解決の結果だ。(彼女は6枚のアルバム契約を半分しか履行していなかったとされる)
「どんな家族でも時には喧嘩をする。ヒドゥン・ビーチ・ファミリーも例外ではない」とレーベル社長のSTEVE MCKEEVERは言う。「しかし、家族なら仲直りして、解決策を考えるものだ。私たちはそうしたんだ。私たちはワーナー・ブラザーズを応援しているよ。どんどんレコードを作ったらいい。それでも、JILLとジョイントで過去のレコーディング・セッションから音楽を選んでまとめることで、彼女の芸術性の素晴らしさを讃えることが出来ることを嬉しく思っているんだ」
SCOTTは『JUST BEFORE DAWN』の選曲をすべて承認しており、MCKEEVERはこれがいい加減なアウトテイク集でないことを強調する。「聞いたことのない傑作がある。これからのアルバムの中心になるはずだった曲もあるんだ」。
DJ JAZZY JEFFがプロデュースした「LOVELY DAY」はhiddenbeach.comで独占販売。アルバムの10曲は、DRE & VIDAL、JAMES POYSER、CARVIN HAGGINS & IVAN BARIAS、ADAM BLACKSTONEらが手がけている。限定販売のデラックス・バージョンにはSCOTTの音楽ビデオがすべて入ったDVDやボーナスのライブ曲も収録される。シングル「LOVELY DAY」発売に合わせてヒドゥン・ビーチは人々に「素敵な日を過ごそう」と呼びかけるキャンペーンをスタートさせる。
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