2011/04/04
THE FLAMING LIPSは2011年も多くの新しい音楽をリリースしていく計画だが、通常の形で発表されると思っちゃいけませんよ。
実際、オクラホマのアート・ロック・バンドはそのフレッシュなマテリアルを世界に届けることでもアートを生み出そうという計画なのだ。すでに今年彼らは限定発売のEPをバンドのメンバー自身がレコード店に運び込んでリリースしているし、「TWO BLOBS F**KING」はユーチューブで12のバラバラのパーツが発表され、Iチューンズでまとめて聞くようになっている。来週、グループはUSBドライブに入った4曲を実物大の頭蓋骨の脳に埋め込むという。この頭蓋骨はグミキャンディのようなゼラチンで作られている。
また、フロントマンのWAYNE COYNEによると、別の4曲を演奏する箱形のエフェクト・ペダルに取り組んでいるほか、昔風のフロッピーディスクをシリアル・ボックスや『MAD』マガジンにくっつけてディストリビュートする予定もあるという。
「僕たちは14枚ぐらいレコードを出してきているから、いつも何か違ったことをやりたいんだ」とCOYNEは説明する。「今は誰もが同じぬかるみの中にいる。どうやって音楽をリリースする? 何が面白い? 僕はつねに音楽をリリースしていきたいし、あらゆる種類の奇妙なやり方で出していきたいんだ。約2年ごとにアルバムを出すまでの間ね。運良く僕たちを喜んで助けようっていう人たちに出会えたんだ……僕たちと何か過激なことをやりたいと思ってる人たちにね」
しかし、COYNEはFLAMING LIPSは新しい歌をインターネット上でも入手可能にしていくつもりだという。「僕たちは入手できないような音楽を作ったりしてはいないよ。みんなにそれを手にしてもらいたいんだ。もちろん、Iチューンズに出したら同時に誰かがそいつをポストして、実質的にただで入手可能になってしまうとはわかってる。だけど、それでもみんなに聞いてもらいたいのさ」
グループは新しいマテリアルに「つねに」取り組んでおり、今年様々な形で発表された歌は2012年初頭により通常に近いアルバムの形でまとめられることになるという。
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