3/22（火）に13曲入りのニュー・アルバム『THE RETURN OF MR. ZONE 6』をリリースするアトランタ出身のラッパーGUCCI MANE（本名：RADRIC DAVIS。31歳）が、この春にもう1枚のアルバムをリリースすることを明らかにした。

このアルバムとは、BRICK SQUADレーベルの仲間であるMCのWAKA FLOCKA FLAMEとのジョイント・アルバム『THE FERRARI BOYS』で、MANEによると、“ここ数か月以内”に1017 BRICK SQUAD RECORDSからリリースされる予定だという。また収録曲は全20曲にもおよび、プロデューサーとしてDRUMMA BOY、SCHIFE、FATBOI、SHAWTY REDDらが参加しているそうだ。

Billboard.comの取材に対して、MANEは「このアルバムは、2011年で最もハードなアルバムになると思うぜ。クレバーな楽曲ばかりだし、どれもすげえパンチが効いてる。それに歌詞はアグレッシヴだしな。スタジオでのレコーディングでは、かなりのエネルギーを注ぎ込んだから、このアルバムを超える作品なんてどこにもないと思うね」と自信のコメントをしている。

昨年9月にリリースされたMANEのサード・アルバム『THE APPEAL: GEORGIA’S MOST WANTED』は、Nielsen SoundScanの統計によると 155,000枚のセールスをあげている。片やWAKA FLOCKA FLAMEはデビュー・アルバム『FLOCKAVELI』をリリースし、そこからシングル「NO HANDS」が全米シングル・チャートで最高位13位という大ヒットとなった。

そんな活躍の一方で、WAKA FLOCKAは今年1月にマリファナと銃の所持で逮捕され、MANEも昨年の11月以降2度も逮捕されている。また報道によると、MANEは1月に精神的ケアのための治療施設に入っていたことも認めているという。