2011/03/02
新しいコンピレーション『ORIGINAL SIN』のためにゲスト・シンガーたちとともに古い曲を「再解釈」したINXSだが、また新鮮な音楽を作りたいという欲求を感じ始めているようだ。実現すれば、2005年の『SWITCH』以来の新スタジオ・アルバムとなる。
「新しいマテリアルをめちゃくちゃレコーディングしたいんだ」とギタリストのTIM FARRISSは言う。彼によると、INXSのメイン・ソングライターである弟のANDREWは「たくさんの歌を持っていて、最近はJD(FORTUNE。INXSのフロントマン)と一緒に作曲している。そして背後にいる全員が『イエ~! OK! 素晴らしい!』と言っている」そうだ。
ANDREW FARRISSいわく「プレッシャーを感じているよ。プレッシャーのかかってる方向がわかっているだけに、軽く考えることは出来ないんだよね。でも、その方向にはたくさんの興奮があるっていうのもわかってるんだ」
故MICHAEL HUTCHENCEと多くのINXS作品を書いてきたFARRISSは「しばらく作曲から休みを取っていた。だから今は、曲作りにふたたび強い情熱を感じ始めているんだ」と言う。さらに、『ORIGINAL SIN』の「再解釈のプロセス」においてバンド・メンバーが関与したことがよかったそうだ。「全員が自分たちの考えを出して貢献し、仕事も分担できたからすごく健全だった。次に何をやるにしても、またこんなふうにやれるだろう」。
『ORIGINAL SIN』は昨秋世界的に発表されたあと、アメリカではアマゾンで独占的にリリースされた(デジタルでは先週、CD盤は4月5日)。参加したのはTRAINのPAT MONAHAN(「BEAUTIFUL GIRL」)、ROB THOMASとDJ YALEIDAS(「ORIGINAL SIN」)、TRICKY(「MEDIATE」)、BEN HARPERとフランス人シンガーのMYLENE FARMER(「NEVER TEAR US APART」)、JOHN MAYERとフランス人シンガーのLOANE(「MYSTIFY」)、DAN SULTAN(「JUST KEEP WALKING」)、NIKKA COSTA(「KICK」)など。2005年『ROCK BAND;INXS』優勝者のFORTUNEは2曲でフィーチャーされている。
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