2013/11/20
ニコラ・コンテ、ジャイルス・ピーターソンらが絶賛する実力派シンガー、ザラ・マクファーレンが、12月11日リリースの最新アルバム『イフ・ユー・ニュー・ハー』から新曲公開した。
初期のニーナ・シモンやロバータ・フラックを連想させるパワーや精神性を感じさせ、既に多くの評論家から賞賛を集めているザラ・マクファーレン。昨年2012年にはオランダで開催されたニーナ・シモン・トリビュート・コンサートに、ジャズ・スター、グレゴリー・ポーターと共に出演したことも話題に。ハウス・ミュージック界の重鎮のOsunlade、そしてジャズDJ界の重鎮、沖野修也、須永辰緒、松浦俊夫の3名からも絶賛コメントが届いている。
日本デビュー作となる今作『イフ・ユー・ニュー・ハー』から、見事なジャズ・アレンジが施されたジュニア・マーヴィンの名曲「ポリス・アンド・シーヴス」に続き、知る人ぞ知るカルト名曲、ノラ・ディーンの「アンジー・ラ・ラ」のカヴァーが公開された。
同じくブラウンズウッド・レコーディングスからデビューしたホセ・ジェイムズが、いまではグレゴリー・ポーターと共に現在進行形の男性ジャズ・ヴォーカル・シーンを牽引しているように、今後の女性ジャズ・ヴォーカル・シーンの未来を担うであろうザラ・マクファーレン。その魅力が日本デビュー作『イフ・ユー・ニュー・ハー』で紐解かれる。
◎「アンジー・ラ・ラ」ストリーミング
https://soundcloud.com/brownswood/zara-mcfarlane-angie-la-la
◎Osunladeコメント
「ザラ・マクファーレンの声は素晴らしい。もちろんリミックスにも抜群だ。注目のアーティストだよ。」
◎沖野修也(Kyoto Jazz Massive)コメント
「踊れるジャズが予定調和になりつつある今だからこそ、むしろDJ感覚を通過した踊れないジャズが、時代の先を行っている。ザラ・マクファーレンの新作は、更なる価値観の逆転をシーンに持ち込む一枚になるだろう。彼女とはイギリスのフェスで友達になり、僕もコラボのリストに挙げている注目のボーカリスト。ダンスは騒ぎたい人達にお任せして、ジャズの現在進行形をじっくり聴き込むのも悪くない。それでも"Angie La La"のグルーヴにはじっとしていられないけれどね」
◎須永辰緒コメント
「凛とした朝の空気や木漏れ日といった比喩の音像が浮かんでは消える。歌唱のスキルは勿論、人間味溢れる表現力が凄いんじゃないかな」
◎松浦俊夫コメント
「ザラ・マクファーレン、驚くほど繊細で極めてピュアでありながら、しっかりとした味わいのあるソウル(魂)を感じることが出来る歌声。まるでローヌ地方のシラーのよう。クラシカルなスタイルに潜む先鋭的なアプローチを驚きをもって迎えよう。」
◎リリース情報
『イフ・ユー・ニュー・ハー』
ザラ・マクファーレン
2013年12月11日発売
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